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工務店スタッフブログ

床の耐力って?

床構面 = 水平の耐力壁

ウイングホーム 設計の倉田です。

今日は木造の構造についてのお話です。

・・・・・・・それも、壁や柱、梁に比べて地味で日の目を浴びる機会が少ない

床のお話です。

地震の揺れ

地震で、家が揺れた時、その揺れに耐えるものとして、イメージするのは、つっかえ棒(スジカイ耐力壁)や壁合板(面材耐力壁)ですよね。

地震力を負担するのは、確かに(耐力)壁ですが、

耐力壁まで地震力を伝えるのは、床です。

 

構造計算用語で、耐力壁を鉛直構面と言い、床を水平構面と言います。

つまり耐力壁と同様、構造耐力上非常に重要な部位が床です。

建築基準法では、なんと木造の床構面に関する規定はありません。

( 品確法に記載がありますが、耐震等級3(2)を取得しない限り関係しない。)

という事は、

建築基準法の壁量計算(施行令46条)の壁量 偏心率 充足率がOK(建築確認申請許可はおりる)ケースでも次のように

① 吹抜けが大きい家

② 上下階の壁が揃ってない箇所が多い家

③ 構造用床合板(剛床24mm)を使っていない家

の場合 床(水平構面)のチェックをしないと不安です。

構造用剛床 施工風景

24mmの構造用床合板に
長さ75mmの太め釘を150mm間隔で打ち付け

床倍率、3倍の強さを確保しています。

倉田剛

投稿者: 倉田剛 設計部長

見た目は教頭先生っぽいのだが、そのボクトツとした語り口はやはり教頭先生である。本人は建築オタクだと言うが、話してみると誰もが筋金入りの建築オタクだと確信する。かなりのオタッキーである。50才の節目に残りの人生を掛けて自分が本当にやりたい建築を追求できる会社を探したが、住まいのある浜松市周辺では見つからず、ウィングホームに辿り着いた。「設計は家を描くだけではない!」を信条としているが、その意味は深すぎて謎である。社長のよき相談相手となっている。