6種類の照明の使い方【ダウンライト編
Ⅰ】

照明の種類

照明には、大きく分けて6種類のタイプがあります。

1.ペンダントライト
2.ブラケットライト
3.ダウンライト
4.シーリングライト
5.スポットライト
6.建築化照明

それぞれの特徴や使い方について紹介していきます。

ダウンライトには2種類あるって知ってました?

よく使われるダウンライトには、「集光タイプ」と「拡散タイプ」の2種類があります。

「集光タイプ」とは、
光の広がりを抑えて、スポット的に光を落とすタイプ。

「拡散タイプ」とは、
光に広がりがあり、全体的に照らすタイプ。

どんな時に集光タイプを使うかというと。。。

集光タイプは、一点に光を集中させることで、くつろぎのあるラグジュアリーな空間を演出することができます。暗い所と明るい所を持たせることで、“灯り”を楽しむイメージです。シャープな印象を与えてくれます。

 

一方、拡散タイプは、全体的に光を広げるため、全体的に部屋を明るくしたい場合に用いられることが多いです。柔らかい光になるので、可愛らしさやフェミニンな雰囲気のお家にいいですね。カーテンなどの柔らかい素材に拡散の光をあてると、柔らかいイメージを与えてくれます。

 

シーンや場所やインテリアに合わせて使い分けをしましょう。

壁を照らすと明るく感じる

玄関にダウンライトを選ぶ場合があると思います。

メインは可愛いペンダントライトを選び、補助灯としてダウンライトをホールに一灯という方も多いと思います。

その場合、玄関の正面の壁に光をあてるのがポイント!
(正面が壁の場合)

壁に光を当てると明るく感じるので、上がり框の上に一灯、正面の壁に一灯が理想的です。

TVを見るとき疲れないためのポイント

テレビの裏の壁は、テレビと同じくらいの照度があると目が疲れません。

テレビを見る時にどうしても後ろの壁も一緒に見てるので、壁が暗いと瞳孔が開いたり閉じたりするので疲れてしまいます。

適度な照度の照明を設けるのがオススメです。

《テレビの壁のダウンライトの位置》

・拡散タイプは壁から300ミリが理想
・拡散450ミリは無難な場所
・集光タイプは壁から150ミリ
・900ミリ離してしまうと、壁は照らされません。

エアコンとダウンライトの位置関係

エアコンを設置した場合、どうしてもやってしまいがちなのが、近すぎてエアコンを照らしてしまうパターン。あえてエアコンを目立たせなくてもいいですよね。

エアコンが近くにある場合は、壁から900ミリ離すのが理想。

《オススメの種類》

・ユニバーサルダウンライト(壁を照らすタイプ)
・集光タイプ

 もし、テレビ背面の壁にエアコンが設置される場合は、エアコン前は配灯せず、片側一台の配当でもOKです。

いかがでしたか?

今回は、「ダウンライトには2種類のタイプがある」ということ、
「壁を照らすテクニック」、「配置の注意」について紹介しました。

少し知識があるだけでも、楽しく照明プランができますね♪

次回は、【ダウンラート編 Ⅱ】で引き続きダウンライトについてもう少し紹介したいと思っています。

□“引き算”できる計画が大事
□キッチンのダウンライト
□ゆったりくつろげる寝室に大切な灯りの演出

次回もお楽しみに。。。♪

松下 絵吏

投稿者: 松下 絵吏 広報

2015年より常務取締役に就任。マネジメントとアートディレクションに深く携わる。 スタッフ紹介

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