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知ってると素敵になるダウンライトの上手な使い方
前回は、【ダウンライト編 Ⅰ】で
□ダウンライトには2種類あるってしってました?
□壁を照らすと明るく感じる
□エアコンとダウンライトの位置関係
について紹介させていただきした。
今回はその続き。。。
□“引き算”できる計画が大事
□キッチンのダウンライト
□ゆったりくつろげる寝室に大切な灯りの演出
を紹介していきたいと思います。
“引き算”できる計画が大事
光の中心に人は集まりたくなります。
いらないところの電気は消すと思いますが部屋の雰囲気も大事です。
真っ暗な空間が出来てしまうと、部屋が狭くなってしまいます。
だから引き算できる照明計画が大事なんです。
たとえば、ダイニングで食事をとるとき、リビングで寛いでいる時など、対角線上に光を少し入れるだけで空間が広く感じます。
ダウンライトの回線をあまり細かく分けすぎるのもスイッチがいっぱいになってしまてたり使いにくかったりしますが、ポイントで分けると“引き算の照明演出”を楽しめますよ。
キッチンのダウンライト
キッチンにダウンライトを設ける場合もあると思います。
対面カウンターに手元灯としてダウンライトを配置する場合は、60形の集光タイプ2灯がオススメ。カウンターの端からシックの端までの中心に配置します。
ベースライトよりも手元の方が明るくなる方が影になりにくくて作業しやすいです。
また、後ろのカップボードカウンターを作業台として使う場合は、吊り戸棚の下に照明をいれるのもいいです。作業しやすくなります。
ベースライトは、
100形2灯か60形3灯。どちらも拡散タイプがベストです。
明るさは距離の二乗に反比例する
明るさは距離の二乗に反比例するため、近づけて使うのがベストです。
ダイニングテーブルの上にはダウンライトよりもペンダントライトが多いのはそんな理由もあります。
テーブルから600mm〜700mmくらいのところに灯りがあるといいですね。
大型のペンダントライトならば、700mm〜800mmがいいと思います。
ゆったりくつろげる寝室に大切な灯りの演出
唯一天井を見上げる空間が寝室です。
なので、とにかく眩しくない位置に照明を配置するといいです。
ベッドヘット側に光を入れると目に入るため、足元の方にダウンライトを配置すると落ち着きます。
寝室はリビングの明るさの半分でいいです。
8帖のお部屋なら60形3灯のダウンライトがベスト。
100形2灯では少し眩しく、60形2灯では少し暗いかな。。
そして、もう1ヵ所に間接照明をつけるとゆったりとくつろげる空間になります。
天井を照らしたり、壁を照らしたり、優しい灯りがいいですね。
配線回路は2つにするのが大事です。シーンにあわせて使い分けましょう。
また、寝ているときに全体が付いてしまうと眩しくて他の人を起こしてしまうので、手元灯やスタンドライト的な照明があると便利です。
調光機能付きの照明にするのもいいかもしれませんね。
いかがでしたか?
場所やシーンによって使い方って違いますよね。
以前Panasonicさんのショールームを案内してもらいながら、プランナーさんにおしえてもらったポイントになります。
参考にしてみてくださいね(^^)
次回は、「シーリングライト」について紹介していきます。
お楽しみに。。。