トピックス項目
このシリーズの内容
土地から探される方。
ご実家でお持ちの土地に建てる方。
敷地内にハナレを建てる方。
どのカタチでお家づくりをされる方は
それぞれですが、
ここに本当に家が建つのかなぁ。。。?
と思ってしまうような「狭小地」の使い方についてまとめてみたいと思います。
狭小地といっても
色んなパターンがあります。
1 細長~い土地の上手な使い方
2 30~40坪の土地の上手な使い方
3 実家の敷地内空間の上手な使い方
その中で今回は
3 実家の敷地内空間の上手な使い方
について紹介したいと思います。
「狭小地」と聞いて
「難しいかも。。。」と思ってしまう
その固定概念をガラッと変えてしまうくらいの、スッキリするようなアイデアをお届けできたら幸いです。
「はなれ」にするか、「二世帯」にするか、それとも「別の場所に建てるか」。
敷地内同居を検討する際に、
「はなれ」で建てるのがいいのか?」
「二世帯を建てちゃった方がいいのか?」
ということで
迷われる方が多いと思います。
限られた敷地にキュウキュウに建てて、自分たちの希望しているだけの部屋数がとれるのかな?
母屋への日当たりがちょっと心配。
母屋ももう新しくないし、母屋を建て替えて二世帯にした方が地震が来ても安心かな?
二世帯で建てちゃった方が、二軒建てるより安く建てられるかな?
そもそも、無理して敷地内でって考えてたけど、土地から買って建てたほうが自分たちの好きなように建てられる?
色んなことが頭の中でグルグル。。。
何が一番ベストなのか。
こんな「住まい診断」を
作ってみました。
あなたがお家を建てるなら。。。
どんな住まい方をするのが自分たちにとって理想的なんだろう。。。
そんな方は、試しにやってみてね♪
「ハナレを建てる」ためには、どのくらいのスペースがあれば建てられるの?
「ハナレ」を建てたい気持ちでいるけど、実際どのくらいスペースがあれば建てられるのかな?
よくあるのが、母屋の横に建っている長細いハナレや倉庫を解体してそこにハナレを建てるケースがあります。
その場合、ハナレ建てる際に縦に細長くなることがよくあります。
細長い土地だと、どんな家が建つんだろう?
どのくらいの広さが取れるんだろう?
部屋の配置って?玄関はどこ?
イメージ湧きにくいですよね。
そんな方は、これを参考にしてみてね!
まず自分の足で測ってみよう!
まず、どのくらいの大きさまで建てられるのか、測ってみてね。
長いメジャーを持っている方ばかりではないと思うので、
大股歩きで「1歩」=「1m」。
まずこれで測ってみよう!
例えば、
南北に「10歩」、東西に「5歩半」
だった場合、
10m×5.5m=55㎡(1階の面積)
総二階であれば、
55㎡×2=110㎡(1.2階の面積)
このようになります。
㎡を坪に直すときは、
3.3で割ればいいので、
110㎡÷3.3=33.3坪
となります。
ちなみに、よく三間(けん)とか五間(けん)間口とかと言うことがあります。
一間=1.82mです。
このお家の場合は、
東西が、5.5mなので
5.5m÷1.82m=3.02=三間
南北が、
10m÷1.82m=5.49=五間半
となります。
縦長のプランってどんな感じなの?
下のお家は、横が5間半より少し広くて、縦が3間間口のお家です。
坪数でいうと施工面積が約31坪。
細長い土地でもシューズクローゼットや一坪サイズの土間、キッチン横にはママコーナーまで作れましたよ。
ハナレと言っても色んなカタチがありますので、細長いスペースに建てるケースだけではないと思います。
お庭をやめてそこに建てたり、ハナレの裏のバックヤードのような隙間に建てたり。。。
いろんなケースがある中で、
ハナレの場合はどうしても限られたスペースに建てることが多くなってきます。
そんな時、そのスペースに自分たちの思っている理想の暮らしができるだけの広さが取れるのかな?
いざプランしてみたら、
「こんなに狭くなっちゃうの?」ってなってしまって、結局土地から探して建てることに。。
なんてこともあるかもしれません。
まずは、だいたいでもどのくらいの建物が建つのか、自分たちで歩いて測ってみるといいかもしれません。
自分たちの建てられる大きさのお家がどんな感じなのか、広さがわかっていれば、見学会でもイメージが湧きやすかったりしますよね(^^)
まずはそこから初めてみてはいかがですか?
3回のシリーズで紹介してきました
「狭小地に家を建てるコツ」。
3 実家の敷地内空間の上手な使い方
いかがでしたでしょうか?
広さや空間の感覚ってなかなかつかみにくいので、場所はいいけど一歩が踏み出せないとか、何を根拠に土地を決めたらいいのかわからなかったり、日当たりも大事だったり。。。
いろんな要素がある中で、最終的に決めるのは自分たち本人です。
だから、自分たちで納得して安心して決められるための知識としてすこしでもお手伝いできていたら幸いです。
幸せのために建てる家づくり。
いつまでも笑顔と安心に包まれながら
幸せを感じられる生活を。。。☆