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構造

安心して長く住める家

2023/04/12[Wed]

メタルジョイント(金物接合工法)

最新のテクノロジーで安定した強度と変形の少ない躯体。従来の継ぎ手は木材に凹凸を掘り込んで組み合わせていたため、そこに断面欠損が生じてしまいました。金物接合工法では、最新の専用金物により断面欠損が少なく、強度の高い継ぎ手を実現しました。集成材に理解がある方、施工後の割れや反りを気にされる方にオス
スメの工法です。

在来工法

無添加の家では、耐久性の高い桧柱を使用。また、耐震性能は、必要とされる数値の1.5倍の構造計算をクリアすることを標準として
います。(金物工法の場合でも同様)
通し柱には、専門の金物を使用することで、梁との接合部分の欠損
を減らしています。

モノコック構造

構造体は、1階床、2階床、小屋裏床(OP)、壁4面より、サイコロのような「モノコック構造」を形成しています。垂直面(耐力壁)だけでなく水平面についても強度の高いモノコック構造は、地震や台風による揺れを家全体で分散して受け止め、抜群の耐震性を発揮します。

また耐力壁は、外力や梁や柱、土台などの接合部に集中することを防ぐことが可能であり、筋交いでは利用できなかった窓上、窓下の小窓についても固定されるため、耐力壁
の欠損を防ぎます。

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引き抜きの心配がない

1981年の建築基準法改正により、筋交いの入った耐力壁の使用が義務付けられ、木造住宅はある程度の揺れに耐えられるようになりました。しかし、壁の強度が上がるほど足元にかかる引き抜き強度が増し、揺れが強い場合には、壁の破壊よりも柱が引き抜かれることが問題となりました。現在の建物には耐力壁の増強とともに今まで以上に強い接合部が要求されています。弊社の金物工法では全ての柱は6.6kN以上の金物で緊結され
ています。

全棟耐震等級3を取得

一棟ごとに間取りが異なるため、プランが決まった段階で一棟一棟構造計算を行っています。
(耐震等級3を満たすためにプランに制限が生じる
場合もあります。)

巨大地震が起こる前提で家を設計する

南海・東南海、東海地域を襲う、大地震が30年以内に起こる確率は約70%。
しかも過去の例から地震は一度ではなく、南海・東南海、東海と数年の間に複数回起こる事も懸念されています。
今の家は大地震が来る前提で計画する可能せいがあります。

災害のときでも帰れる家

ウィングホームでは『災害のときでも帰れる家』をコンセプトに、現実的かつ多方面な耐震対策を施しています。

耐震実績

2004年に米国オメガ社との業務提携によって開発されたオメガシステムの外壁は、ウィングホームの標準仕様となり、さらに系列会社のオメガジャパンによって全国販売され外壁は耐震構造までも含んだ認定工法なので、全国にウィングホームと同じ耐震構造の家が建っていると言い換えることも可能です。

耐震性が劣化しないために

巨大地震からご家族の生命・財産を守るためには、新築時の耐震性を何十年も維持することが重要です。阪神淡路大震災で倒壊した木造建築物の多くが老朽化により耐震性が損なわれていたと報告されています。この老朽化の原因は雨漏りと結露によるもので、これらを放置すると腐食とシロアリが発生し、短期間で家の耐震性が損なわれてしまいます。

雨漏りがしない構造

雨漏りを防ぐために屋根材だけでなく、屋根材の下に敷く二次防水シートが必要になります。
ウィングホームでは、水密性・防水性・耐久性に優れた改質アスファルトルーフィングを採用しています。

雨漏りがあっても補修が簡単な構造

屋根(天井)の断熱材にウレタンやセルロースを使うと、万一雨漏りがあったときに吸水してしまうため、発見・修理が困難となります。
ウィングホームでは、屋根面に沿って施工されるパネル状断熱材を採用。ビスによって簡単に取り外せるたね、雨漏り箇所の点検や修理が容易です。

雨漏りの発見が遅れたとしても乾く構造

屋根(天井)の断熱材にウレタンやセルロースを使うと、万一雨漏りがあったときに吸水して乾かないため、周辺の木材が腐食し、シロアリを発生させてしまう危険があります。ウィングホームでは、屋根断熱材に水を吸収しないパネル状断熱材を採用しています。万一雨漏りがあっても吸水しないで乾くため、周辺の木材を腐らせることはありません。

シームレスな外壁

何層にも重ねられた塗り壁は雨水の侵入を許しません。窓周りのシーリング材の上からも塗り重ねられるため、シーリング材の防水効果は半永久的に続き、定期的なシーリング打ち換えの工事費がかかりません。

シロアリ対策

シロアリは皮膚が薄く乾燥を嫌うため、家を常に乾燥させておくことと通風することが重要な対策となります。逆に、地中とつながっていて通風がされず湿気の多いところが食害にあう危険性が高くなります。一般的な家は、いまだに玄関タイルの下は土(もしくはコンクリート)で埋め戻されているため、近年はここがシロアリの侵入経路となっています。しかも、点検することも不可能です。
ウィングホームでは、土間通気工法を発案し、玄関タイルの下にも隙間を設けて通風・乾燥を可能とし、シロアリの侵入経路を塞ぎ、点検も容易にしています。

腐らない構造面材

耐力面材には無機質の鉱物を主原料としたダイライトを採用。
無機質のため腐らず、シロアリが好む栄養素もないため、防蟻性に優れています。

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