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構造

漆喰をつかう10の理由

2023/04/12[Wed]

漆喰とは

漆喰は防火性と美しさを兼ね備えた壁として、古くはピラミッドやローマ建築に使われ日本において城や蔵などの高級建築物に使われてきました。
近年、安価なビニールクロスが普及するとともに漆喰壁は急減し、それとともに左官職人も減少してしまいましたが、本漆喰を自社で開発し社内職人を育成することで、この素晴らしい漆喰壁・天井を標準仕様として安価に提供しています。

理由1:CO2吸収効果

漆喰の原材料は、石炭岩。それを砕いて水を加えると漆喰が出来上がります。漆喰は長い年月をかけて再び石に戻ろうとする習性があります。
その際、二酸化炭素を吸着します。量としては漆喰壁1㎡あたり約600gです。8畳の部屋では28kgに相当します。

理由2:抗菌・消臭効果

漆喰は、ブドウ球菌、大腸ウイルスはどを殺菌する効果を有します。室内に浮遊するカビ胞子に対しても有効なことが認められています。漆喰は空気を浄化し、生活臭などの悪臭を分解消臭します。お住まいになっている方から「10年住んでも生活臭が全くしない。」「部屋干ししても衣服が臭わない。」などの嬉しい声をいただいています。

理由3:調湿効果

漆喰は、湿度が高いときに水蒸気を吸湿し、湿度が低いときに放湿する調湿効果を有します。(土蔵に保管された古文書などの保存状態が良いのはこの調湿効果の賜物です)
漆喰壁に囲まれて、春夏秋冬を通じて快適に暮らすことが可能です。

理由4:化学物質吸着分解効果

シックハウス症候群の原因となる化学物質を素早く吸着します。新築住宅に漆喰を塗ることで、建材から放出される化学物質を吸着するだけでなく、お引っ越しのあとで購入した家具から放出される化学物質までも吸着するため、健康的に暮らすことができます。

構造ページ_漆喰‗素材編集用2000

建材から放散される揮発性化学物質を空気と一緒に吸い込んでしまい、
それに身体が拒絶反応を起こすことで起きるシックハウス症候群。
目がチカチカする、頭が痛い、身体がだるい、吐き気がする・・・などの症状を引き起こす可能性があります。シックハウス症候群は花粉症と同じようにある日突然発症し、一度発症すると治す術はありません。そして症状が進行すると、もっと重い化学物質過敏症になってしまうのです。

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理由5:高い遮熱と輻射熱で省エネ効果

スキー場では冬なのに日焼けすることがあります。これは雪の結晶が日光に反射するためのものです。外壁に漆喰を使用した場合も同じ現象が起こり、漆喰の結晶が日光に反射し外壁面の温度上昇を抑える効果があります。真夏でも外気温とほぼ同程度の表面温度であることが実験でも確認されています。
室内の壁・天井をすべて漆喰にすることにより、窓から入った光が漆喰に反射し、部屋の奥まで明るくなります。
また、雪で作った”カマクラ”の内部が温かいのは輻射熱によるものとされています。漆喰を内部で使った場合も同じ効果が得られ、冬は暖房の熱を効率的に使え。快適に過ごせます。

理由6:自浄作用

(左の画像)
暴風雨により、木製の窓飾りや金属製手すりからアクがにじみ出て漆喰の外壁が汚れた状況

 3日後

(右の画像)
太陽光に含まれる紫外線に反応して外壁の汚れが浄化されました。

理由7:殺菌効果

カビはアレルギーの原因の一つです。
実験により、材料の違いによるカビの発生状況を調べてみました。
3週間経過後、驚くべき結果が出ました。
(食パンは保存料等無添加のものを使用)

理由8:不燃

漆器は100%天然の無機質素材であるため燃えません。それどころか煙さえ立ちません。
一方、珪藻土は漆喰と違いそれ自体に硬化する性質や殺菌作用もありません。だから接着剤や防カビ剤を大量に混ぜて使用します。この接着材が燃えると有害なガスを発生させます。

理由9:補修が簡単

◆角が欠けてしまったとき
→必ず手袋をして補修用の漆喰を盛ってください。紙粘土感覚で補修が可能です。

◆落書き等で汚れてしまったとき
→紙やすりで優しくこすると汚れを落とすことができます。

理由10:家族の思い出に

施工時に、漆喰塗り体験をしたり家族の手形をつけたりタイル等の飾りをつけることも可能です。

身体に悪い材料はなるべく使わない

建材から放出される化学物質を長時間吸い込むことにより、化学物質過敏症(シックハウス症候群)に陥ることがあります。花粉症のようにある日突然発症し、治すことは非常に困難です。ご家族の健康を願って建てた家が、健康を損ねる原因となることは決してあってはいけません。

人が取り込む物質

人が取り込む物質は、食べ物や飲み物よりも空気が多いことが知られています。(重量比で約80%が空気)
食べ物や水と同じように、人が取り込む物質の57%を占める家の中の空気の品質にも注意する必要があります。

収納内こそ空気環境が大事

押入れやクローゼット、靴入れの中は、湿度が上がりやすく、空気も汚れやすい場所です。ビニールクロスなどの建材で施工してしまうと、湿気の逃げ場がありません。しかも建材から放出される化学物質が布団や衣類に移ってしまい、それを長時間身に着けることで化学物質過敏症になってしまう恐れがあります。
ウィングホームでは、収納内を化学物質を放出しない漆喰または無垢板で仕上げることによって、調湿・消臭効果を高めています。

赤ちゃんにも安心なボンドレスの床

一般的には床材を施工する際、裏面にボンドを付けて固定しますが、ウィングホームでは、身体に悪い化学物質の使用を極力排除し、床の仕上げについても、ボンドを使わず釘のみで施工しています。

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