社長を動かしてみました①

こんにちは☺

私は趣味でVtuberを作ったり、イラストを動かしたりしています。(ざっくり言うと、動かすことを「モデリング」といいます。)

社長のYouTubeアイコンを山崎が描くということで、せっかくなので動かしてみようということで…どうやってモデリングしたか簡単に紹介しようと思います*

簡単に…を目指していますが、長くなりそうです^^;

社長のYouTubeチャンネルはこちら⇒https://youtube.com/@WINGHOME_SHIZUOKA?si=iJERe222xwzxN8Ij

パーツ分けされたイラストを用意する

1枚のレイヤー(紙)に描かれたイラストでは上手く動かすことができません。

レイヤーとは、透明なシートのようなもので、それぞれのレイヤーに異なる要素(線画、色、影など)を描くことができます。 これにより、イラストの各部分を個別に編集したり、調整したりすることが可能になります。

なので動かしたい部分をレイヤーで分けて、パーツ分けをします。

↓このかわいいイラスト、1枚のイラストに見えますよね。(イラスト制作:山崎)

 

 

分解してみると…

パーツ分けされていて、何枚もレイヤーを重ねたイラストになっています。

基本1パーツ1枚のレイヤーで、パーツが多くなるとレイヤーが増えていきます。

パーツが多くなる理由はイラストのパーツを細かく分けたり、増やしたりすることで、髪形や服、表情を変えたり、より細かくなめらかに・自然に・綺麗に・モデルを動かすことができるようになるからです。

もちろん、パーツが多くなればイラストを描く手間・それを動かす手間が増えます。手間が増えれば料金も上がっていきますね。

Vtuberモデルの販売が数十万円かかる理由です。

 

Live2dに描いたイラストを取り込みメッシュ打ちをしていく

モデリングソフト『Live2d Editor』にイラストをPSDデータで取り込んだら、メッシュを打っていきます。動かすための下準備という感じです。

イラストにメッシュを打つとイラストを変形することができます。

自動で打ってくれますが、目や、口などは大きく変形させるので細かく自分でメッシュを打っていきます。

メッシュを細かく打てばパーツの綺麗な変形(変形させた時、パーツがカクカクな形にならない)が可能になります。

パーツを変形させていく(目)

説明を省きますが、色々な方法でパーツを変形させていきます。

まずは目を閉じた状態を作っていきます。

まつ毛パーツを動かして、白目や下まつ毛をまつ毛パーツの下に変形させて隠しこみます。

ふたえ・ふたえ影も一緒に動かすと自然です。

この作業を両目にする事で、目を閉じた表情とまばたきの動きができました。

片目を閉じればウインクにもなりますね(笑)

眼球パーツを動かして動きを設定し、瞳の左右上下も作りました。

 

パーツを変形させていく(口)

口内、舌、歯(今回はデフォルメイラストなので省略しました)、上唇、下唇、口内を隠すための上唇皮膚、下唇皮膚のパーツを用意します。

上唇、下唇、上下皮膚パーツをガッ!と上下に動かして口を開ける動きを作っていきます。

個人的に口変形が一番苦手です…皮膚が足りずに口内が見えて口が裂けてしまうので、動きに合わせて皮膚を伸ばして口内パーツを隠していきます。

より自然に見せる方法は顎を動かすことです。口を開けると顎も動きますよね。なので顔パーツの顎部分も一緒に変形させていきます。

今回はここまで…

やっぱり長くなってしまうので分割して紹介していこうと思います(;^^

私の説明下手で何言ってんだ?と思うかもしれません…笑

それでもモデリングに興味が沸いたり、Vtuberの仕組みが少しでも分かっていただければ嬉しいです*

ではまた②の回で☺

↓(ちなみに今回の社長モデルのパーツはこんな感じです。おそらく57パーツ)

鈴木香純

投稿者: 鈴木香純 建築士

建築系の専門学校卒。設計を希望して入社。 笑顔がチャームポイントで人一倍吸収力が高く、日々着実に成長を続けている。 プライベートではPCを自作してゲームをする本格派ゲーマー、シューティングやサバイバルホラーが好き。リアルなうさぎも大好きで、ペットのうさぎは彼女の後をついて回るほど懐いている。 落着いてやわらかい雰囲気を醸し出す彼女だが、推しの前では我を忘れてグッズを買いあさる活命な一面も……。 スタッフ紹介

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