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『子育てグリーン住宅支援事業』
令和6年度補正予算案が閣議決定され、『子育てグリーン住宅支援事業』が盛り込まれました。
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、ZEH水準や、ZEH基準を大きく上回る省エネ住宅を取得した場合や、既存住宅の省エネリフォームを行う場合に新築で最大160万円、リフォームで最大60万円の補助を受けられます。
子育てグリーン住宅支援事業の概要は こちら
2024年度 子育てエコホーム支援事業との違い①
新築住宅の取得に関して、これまで子育て世帯、若者夫婦世帯が対象でしたが、
今回、新築住宅取得のすべての世帯が対象となるGX志向型住宅が追加されました。
GX志向型とは、ZEH水準を大きく上回る省エネ性をもつ「脱炭素志向型住宅」のことです。
基本的に太陽光発電などの再生可能エネルギー設備を載せて、いわゆるゼロエネルギー住宅にすること。
再生可エネルギーを除く一次エネルギー消費量の削減率を35%以上にすることが条件となります。
ZEH水準住宅は、再エネ除く一次エネルギー消費量削減率20%以上のため、この数値を比べただけでも、ZEH水準を上回る省エネ性能を備えた住宅とわかりますね。
いままで補助金の対象とならなかった世帯の方も補助金を受けて、省エネ性能の高いお家をお得に建てることが可能となりました。
2024年度 子育てエコホーム支援事業との違い②
子育て世帯・若者夫婦世帯のみ対象のZEH水準住宅の補助額は、一戸あたり40万円と減少
新たに、建替えの場合20万円加算され、一戸あたり60万円補助となります。
2024年度 子育てエコホーム支援事業との違い③
市街化調整区域に建築を考えている方は、場所によっては、補助が受けられないこともあるので、確認が必要です。
市街化調整区域かつ土砂災害警戒区域または、浸水想定区域浸水想定高さ3m以上の区域に該当する区域に立地する住宅が、原則対象外となりました。
子育てグリーン住宅支援事業いつから?
補正予算案の閣議決定日である11月22日以降に工事に着手したものが対象です。
記載した内容以外にも細かい条件がありますので、詳しくは、スタッフへお問い合わせください。
なお、『子育てグリーン住宅支援事業』は、これから国会で予算案が成立することが前提となります。
皆様のお家づくりが楽しく素敵なものになりますように。。。