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強烈な寒波到来。ぜひ備えを。
こんにちは。アフターの岡本です。
今週、強烈な寒波がやってきて、いつもは温暖な静岡県でも氷点下をかなり下回る気温になりそうです。極寒に慣れていない静岡県民だからこそ、注意して乗り越えたいですね。
備えあれば憂いなし。どのような準備をしたら良いかお伝えしていきます。
10秒でわかる水道管凍結の恐さ
その前に、水道管が凍結するとどのような恐れがあるのか簡単に説明します。
水道管が凍結すると、、、
1.水が出なくなります
ここで焦って水道管に熱湯をかけたりすると水道管が破裂したり、配管が破損するなどさらに悪いことに。
2.水道管が破裂することがあります
急激に温度が下がって水が凍ると体積の膨張で管が破裂することがあります。
水道管が破裂してしまうと、さすがに自分で直すことはできず水道屋さんに修理を依頼するしかありません。修理代を見るのが一番怖い!?
笑いごとではありません。まずは凍結させないことです。
凍結させないためにしておくこと (エコキュート編)
凍結させないためには
・管の水を流したままにしておくこと(通水)
・管の水を抜くこと
・管を冷やさないこと
などがありますが、今回は「管の水を流したままにしておくこと(通水)」に着目してお伝えします。
エコキュートをご使用の方は、
①ふろ配管の凍結予防策
浴槽に水を貯めたままにしておきます。『循環口』から10cm上が目安です。エコキュートで自動運転が付いている機種はこれでOK。自動で水を循環させてくれます。
②給水・給湯配管の凍結予防策
『お湯側の蛇口』を開けて流しっぱなしにします。流す量は1分間に200~400mlが目安です。注意することは実際にお湯は出さないことです。そのため、エコキュートでは給湯温度設定を最低にしておきます(「水温」設定がある機種もあります)。
①②とも、エコキュートでは電源は切らないでください。①②同時に対策しておきたいところ。
(参考HP)
CORONAさん→給湯機器の凍結について
Panasonicさん→凍結予防方法
凍結させないためにしておくこと (エコジョーズ編)
エコジョーズをご使用の方は少し異なります。
①自動運転にまかせる方法
エコジョーズの場合、運転スイッチをONにしておけば気温が下がったときに自動運転してくれる機種が多いです。ただ浴槽に水を貯めておくことは必要です。『循環口』から5cm以上が目安です。
②外気温が極端に低くなる日の対策
『お湯側の蛇口』を開けて流しっぱなしにします。流す量は1分間に400mlが目安です。注意することは実際にお湯は出さないことです。そのため、この場合のみ「運転スイッチをOFF」にします。
※リンナイさんのHPでは②を選ぶ基準は「-15℃以下、それ以上でも風が強い日」としています。ウィングホーム近隣の市町の方であれば、機会が少ない対策かと思います。
(参考HPはこちら)
リンナイさん→給湯機の凍結について
凍結させないためにしておくこと (一般的な給湯器)
対策は簡単な3ステップ!
① 給湯器のリモコンスイッチをOFFにしてください。
(誤ってお湯を一晩中出さないようにするためです。
給湯器本体のコンセントは抜かないこと。)
② お湯の蛇口から少しずつ4ミリの太さの水を出しておくと凍りません。
注:家の中の水道管は一筆書きのようにすべて繋がっています。
お風呂場など1か所でOK。
お湯側の蛇口を開くこと。
混合水栓はお湯側に向けて開くこと。
③ 給湯器の凍結防止のために、浴槽の水は捨てずに溜めておきましょう。
循環アダプターより5cm以上溜めてください。
リモコンのスイッチはOFFにしても、
給湯器本体は自動で凍結防止に循環運転します。
↓東京ガスHPが画像付きで分かりやすいです。
外水栓
凍らないように水を出し続ける。
流す量はポタポタと途切れない程度で大丈夫です。
これだけは絶対にしないでください!
外水栓が凍ってしまった時に熱湯はかけないでください。
氷点下を下回っている水管に高温の熱湯をかけると、局所的に大きな負荷がかかり亀裂が生じます。
外気の変化でゆっくりと溶けていくのを見守りましょう。
ウィングファミリーの皆様へ
これを読んでくださった方は、ぜひ対策をしてみてください。
それでも、万が一お困りごとが起こった際には、すぐにウィングホームのアフターLINEにご連絡ください。
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