【悲報】土地探し,自信ありすぎて罠にハマる

土地探しに失敗する人と掛けてワンマン経営と解く

その心は・・・自分に自信がありすぎて人を使うことができない。

もう30年以上、宅建士として土地探しをお手伝いしている私が、誤解を恐れずに本音を書きます。理由は、絶対に家づくりに成功してほしいからです。

 

人に頼らず生きてきた人ほど失敗する理由とは

今までの人生を、人の手を煩わせることなく自力でやり切ってきた人は、何でも自分でできるという自信があります。でも、それは、学校とか会社とか、そこにいるプレイヤーが紳士的にルールを守っている環境の下でのことです。

例えば、初めてのペットを迎えるときなど、ネットで情報検索すればおおよその検討はつきます。でも、土地探しの場合はそうはいきません。なぜなら、関係者が利益相反の関係にあるからです。

分かりやすく言うと、地主は少しでも高く売りたいのに対し、購入側は少しでも安く買いたい。そこに仲介する不動産屋は手っ取り早く儲けたい。そして住宅会社は一刻も早く家の契約をしたい。このように交錯した心理戦を勝ち抜くには、ネットだけでなく実戦経験が必要となります。
営業トークというトラップや契約金や仲介手数料などの実弾も飛び交っていますから(笑)

 

 

失敗しがちな進め方

ネットで探したり、自力で不動産屋を回っても、そこで手に入る情報は限られています。詳しくは別のブログで書きたいと思いますが、ウィングホームで毎月開催している土地セミナーでもお話しさせてもらっています。

仮に良い土地に巡り合ったとしても、即決できずに、本当に買っていいのか調べている間に、他の人に持ってかれてしまうということも多々あります。

運よく土地の申し込みができたとしても、正式に押さえるのは買付証明を出した順だからと急かされます。でも、ローンが受けられるかどうか分からないのに買付証明を出すのは心配なので、金融機関に駆け込むことになります。

しかし、住宅ローンの審査は家の見積書がないとできません。早く買付証明を出さないと申込みが成立しないので、慌てて総合展示場に行くのですが、住宅会社選びの方法が分からず、間違った会社選びをしてしまいます。

間違った会社選びの典型は、【家でなく営業マンを基準に依頼してしまうこと】と、【売り込みのプレッシャーに耐え切れずに契約してしまう】ことです。

住宅会社はとにかく契約を急がせますから、結果的に、土地も家も十分な検討をしないまま契約してしまうことになります。

 

一番の問題は

家づくりに大成功を収めるための準備ができていないことです。

まず、引っ越し前の総予算が分かっていないのに、土地と住宅会社を契約してしまうことが問題です。次に、家を建てるために十分な敷地調査がなされていないこと。例えば、地盤改良に数百万の費用が掛かるとか、古い擁壁(コンクリート製の土留め壁など)をやり替えなくてはならなくなるとか、隠されたリスクが後から見つかることがあります。

間取りや詳細な見積を見ないで家の契約をするのも危険です。建築の途中で予算が無くなってしまい、庭や駐車場ができていない家を見ることが多々あります。

 

 

罠に陥らないために

信頼できるパートナーと一緒に土地探しすることをお勧めします。

アマゾンの秘境探検やエベレスト登山を家族だけで決行する人はいませんよね。

大げさな表現に思えるかもしれませんけど、大きなお金が動く大事業なので、それくらい慎重にしていただくようお願いします。

次回ブログでパートナーの選び方についてご説明しますが、お急ぎの方はウィングホームへお問い合わせください。土地セミナーでもお話ししています。

 

 

 

 

 

 

斎藤元志

投稿者: 斎藤元志 創業者

ウィングホーム株式会社の創業者であり、現代表。自らを「断熱バカ」だと揶揄する一面も。 スタッフ紹介

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