2016年を振り返って

年初に掲げた目標

1年前のブログをみると…

『今年(2016年)は『オールウィン』の年にしたいと思います。売り手良し、買い手良し、世間よしの『三方良し』が、かつての近江商人の信条であったと言われています。最近ではこれに「天良し」とか「社員良し」を加えて『四方良し』という造語がでまわっています。ウィングホームの経営理念は、『お客様の思いを形にするお手伝いを通じて、共に喜び成長し、携わる全ての人の幸せと豊かな社会を創造する。』です。『携わる全ての人の幸せ』ですから「四方」どころか「全方向」です。』

と書かれ、続いて各事業について目標が掲げられていますので、一つ一つ振り返ってみたいと思います。

福利厚生はどうなった?

【年初の目標】
今年は「社員良し」に力を注ぎたいと思います。家づくりはとても楽しくて、しかもお客様の大きな期待を背負ってするものです。どうしても休みが取れなかったり、遅くまで残業したりしがちになります
会社として明確な仕組みを作らない限り、この傾向は減らないのではないかと思います。
同時に業務時間が減ってもサービスが落ちない仕組みづくりも必要です。
様々な見直しが必要になりますが、何とかやりきって福利厚生を向上させたいと思います。
【実績】
9月より完全週休二日制を導入し、さらに残業時間を10時間減らすことができました。
就業時間が少なくなる分は仕組みとスキルアップで補完する、といっても限界があるので、バイトや社員の増員を図りました。

業績はどうなった?

【年初の目標】
メイン事業の新築住宅では、例年とおり平準着工(毎月3棟~4棟と決め工事のばらつきをなくす)を維持します。不動産事業では、紅葉台、花屋敷で仕入れた13区画の土地の半分くらいは売っていきたいと思います。介護事業では、「きたえるーむ」という名前とサービス内容がようやく認知されてきたので、次はスタッフの人間力(ホスピタリティ)の高さを知らせていきます。

【実績】
平準着工は維持しつつ、増収増益となりました。不動産は3区画しか売れませんでした。土地を売ることで家も建ててもらおうという目論見は外してしまいましたが、それでも着工棟数は過去最高だったので良しとします。「きたえるーむ」は、当初は介護事業独特の人の入れ替わりの激しさを経験しましたが、3年目に入りスタッフも定着し、明るい職場になりました。

外壁事業は?

【年初の目標】
外壁事業では、改正省エネ基準の義務化により急浮上してきた付加断熱が可能な外壁であることをもっとアピールして、様々な補助金に対応すべく各種認定を取得していきます。3年前「今年は漆喰元年だ!」と宣言したら、2年後の昨年全国的に漆喰の人気が急上昇しました。今年は「付加断熱元年だ!」と宣言します。付加断熱で国交省の防火認定を取得している外壁は全国的にも多くありません。2年後が楽しみです。

【実績】

ウィング標準の外壁は、単なる付加断熱だけでなく、排湿機能も有しています。それをデータで証明し、新たな認定を取得すべく、夏から宮城の大学と共同研究をスタートしました。来年中には一定の成果が得られると思います。

ソフトシェルクラブは?

【年初の目標】

ミャンマーで進めているソフトシェルクラブの事業も4年目を迎え、ようやく現実的な計画が進みだしました。今年中には結果が出てくると思います。

【実績】

先の記事にも書きましたが、工場用地を取得し農転を終え、事業計画と建築確認の許可待ちとなりました。2017年には稼働できるかな?ミャンマーは許認可が半端なく遅いのでまいります。

オールウィン

 

【年初の目的】
取り組んでいる全ての事業で携わる全ての人が幸せになれるよう、今年も楽しみながら仕事したいと思います。

【実績】

いつもオールウィンを心掛けています。嬉しいのは、社員が成長してくれていること。意思決定の際に、みんなが幸せになる答えを探そうとしていることが分かります。

今年も良い年だった~。

ご縁を大切に、ご縁を楽しむ毎日を

おかげ様です。ありがとう。

斎藤元志

投稿者: 斎藤元志 創業者

ウィングホーム株式会社の創業者であり、現代表。自らを「断熱バカ」だと揶揄する一面も。 スタッフ紹介

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