【住宅ローン金利の今】NTTドコモ×住信SBIネット銀行の買収から見る、ローン選びの新常識

【住宅ローン金利の今】ローン選びの新常識

先日、NTTドコモが住信SBIネット銀行を買収するというニュースが業界を駆け巡りました。この話題は、単なる金融業界の再編だけにとどまらず、「住宅ローンをどこで借りるのが得か?」という、私たちの暮らしに密接に関わるテーマにも影響を及ぼしそうです。

というのも、最近では携帯電話会社と連動した住宅ローン金利の優遇キャンペーンが広がりを見せており、自身の「経済圏(よく使うサービスや企業グループ)」によって、ローン条件が変わる時代に突入しているからです。

金利タイプ別で見る、今のお勧めローンとは?

金利上昇リスクが意識される今、選ぶべき住宅ローンは人それぞれ異なりますが、以下のような傾向が見られます。

変動金利(新規借入・借り換え)
⇒ 金利面では今なお最安。メガバンクやリアル店舗型銀行が条件・安心感ともにおすすめ。

10年固定金利型
⇒ 近年はネット銀行が圧倒的に優位。住信SBIネット銀行などは好条件が多く、リスクと安定のバランスを取りたい方に人気。

フラット35(全期間固定)
⇒ 日銀のイールドカーブコントロール(YCC)解除の影響を受け、金利は高止まり中。今後さらに0.1〜0.2%程度の上昇も懸念されています。

「どこで借りるか?」より大事なのは「どう選ぶか?」

結局のところ、「どこが一番お得か?」は個人の経済圏・ライフスタイル・家計状況によって変わります。
たとえばドコモユーザーなら、住信SBIネット銀行との今後の連携でローン優遇が受けられる可能性もありますし、楽天経済圏の方なら楽天銀行の優遇も見逃せません。

しかし、金融機関ごとの細かい条件比較や、金利の先読みを個人で行うのはとても大変。だからこそ、住宅ローンを検討されている方には、ライフプランに基づいた資金計画の相談と合わせて、住宅ローンの専門家に相談することを強くお勧めします。

ウイングホームでも、家づくりとセットで「住宅ローンの賢い選び方」についてご相談いただけますので、お気軽にお声かけください。

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鈴木住直

投稿者: 鈴木住直 代表取締役社長

独立当初から斎藤代表の指導のもと経験と知識を積んできた。スタッフからの信頼が厚いウィングホームの現社長。 スタッフ紹介

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