主婦をブラック家事から救う間取り

家に帰って、料理をして洗濯をしてお片付けするとアッという間に時間が過ぎてしまい、あとはお風呂入って寝るだけの毎日になっていませんか?とくにお子様をお持ちの子育て世帯では、お料理の量もお洗濯の量も、1人暮らしのときとは比べ物にならないほど多いので、自分の時間はほとんどとれないのが現実ではないでしょうか?

私、注文住宅作り続けて30年経ちます。ということは主婦のお悩みに30年間向かい合っているということです。それで分かったことは、家事はブラック労働だということです。そして、原因が間取りにあることが分かっています。間取りによってブラック家事になるかホワイト家事になるか決まるということです。

ブラック家事にならない間取り

鍵となるのは、動線です。動線とは「日々の生活で家の中を動く経路」のことです。デパートの売り場などは買い物客の動線を考えて陳列していますよね。そうしないとお客様同士が込み合ってぶつかったり、誰も通らない売り場ができたりしてしまいます。

家も同じなんです。動線を考えることによって、家族の動きがスムーズになります。動線にはいろいろな種類がありますが、家事をブラックにするかホワイトにするかは、食事動線と洗濯動線がキモになってきます。この二つの動線が合理的できれいにまとまっていると暮らしやすい家になります。

食事動線というのは、お料理を作って、配膳して、食べて、片づけをするまでの一連の動きとなります。単純なようですが、実際には食事が始まってからマヨネーズを忘れたのを思い出して冷蔵庫までとりにいったり、ご飯やおかずのおかわりが続いたりしますので、食事が終わるまでは行ったり来たりを繰り返します。

次に洗濯動線ですが、これは服を洗濯機に投入する、洗濯が終わったら取り出して近くに仮干しする、定位置に本干しする、取り込む、たたむ、収納する。動きを分析すると洗濯という作業がいかに重労働か分かりますよね。

この動線が短いほど、それぞれの作業に掛かる時間が短くなるのは分かりますよね。例えば、食事動線で言うなら、テーブルに座ってからも行き来する冷蔵庫はテーブルに近い位置のほうがいいですよね。洗濯動線でいうなら洗濯機から水にぬれて重くなった洗濯物は近くに干し場があったほうが楽です。

そして、一番のテクニックですが、食事と洗濯は同じ時間帯にすることが多いので、この二つの動線を近くに配置すること、これがとても重要です。

ただし、ご夫婦で料理と洗濯で分担が分かれていれば、この二つの動線は離れていたほうがお互いぶつからなくて暮らしやすいということになります。理想的な動線はご家族のライフスタイルによって変わってきます。

 

 

ということで、間取りを考えるときには、ぜひ動線チェックをお願いします。

動線には、上述の食事動線、洗濯動線だけでなく、ゲスト動線、帰宅動線、教育動線、BBQ動線など、様々な動きがあります。

詳しく知りたい方は、間取りセミナーへのご参加をお願いします。

 

おかげさまです。ありがとうございます。

斎藤元志

投稿者: 斎藤元志 代表

ウィングホーム株式会社の創業者であり、現代表。自らを「断熱バカ」だと揶揄する一面も。 スタッフ紹介