最近よく耳にするSDGs(エス・ディー・ジーズ)
読みにくいし言いにくい、ちょっと調べたらウィングホームでも常に考えている理念そのものだし、そのままにしていました。だって、10年前にスタートしたシェアショップ(ショールームを地域に開放する仕組み)なんて、まさにSDGsそのものじゃないですか。
持続可能な開発目標(SDGs)について
それでも企業としてもっと明確に向き合うべきだろうと昨年少し調べてみました。
外務省の冊子によると、、
『SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。2015年の国連サミットにおいて全ての加盟国が合意した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられました。2030年を達成年限とし、17のゴールと169のターゲットから構成されています』
これだけじゃ分かりにくいけど、最後のsが小文字なのはなぜ?という疑問が晴れました(笑)開発目標が複数形だからだということですよね。
ウィングホームが取り組んでいること
さらに昨年末の全体会議でSDGsについて学ぶ時間をとり、ウィングホームで既に実施しているSDGs達成への取組みについて各スタッフから発表してもらいました。
折角ですので、17のゴール別に箇条書きしてみたいと思います。
①貧困をなくそう
毎年ミャンマーに育英資金として毎年20万円寄付している
②飢餓をゼロに
上記寄付とは別に、コロナやクーデターにより貧困がより進んだ村へ炊き出し資金の寄付や寄付の呼びかけをしている
③すべての人に健康と福祉を
空気のきれいな家の提供、漆喰・無垢の床で健康に暮らせる家づくり
W断熱でヒートショックをなくす、温熱環境により健康増進
薬剤によらないシロアリ対策、シックハウス防止
YouTuberヒカルとのコラボでドナルドマクドナルドハウス(病気の子どもがご家族と泊まれる子供病院併設の施設)へのクリスマスツリーその他の寄付
④質の高い教育をみんなに
スタッフの人材育成に積極的に取り組んでいる(ワークや読書等)
地域の子供たちに向けて木工教室などの各種イベントを開催し特別な体験を提供
ミャンマーへの育英資金寄付
⑤ジェンダー平等を実現しよう
女性スタッフが多く活躍(役員も半分が女性)
制服がなく自由な服装で働ける
⑥安全な水とトイレを世界中に
セントラル浄活水器を開発し、標準装備しています。(現在、他への販売はしていません)
⑦エネルギーをみんなに そしてクリーンに
車は将来的にEVを選べるよう専用コンセントを標準装備している
化石エネルギーを減らすためのパッシブソーラーな家づくり
⑧働きがいも経済成長も
出産・育児に対する働く環境の整備(子供がいても働ける)
就労支援センターへ軽作業を外注している
再就職のための支援として就労体験受け入れ(介護事業にて)
⑨産業と技術革新の基盤をつくろう
小屋裏エアコンの発明、全国への発信~普及
自社開発の外断熱塗り壁工法を全国に販売(特許)
⑩人や国の不平等をなくそう
フィリピンからの外国人技能実習生を迎えて、木工技術を教えている
日本人社員と同様にイベントを一緒に楽しんでいる
⑪住み続けられるまちづくりを
地域に根付きアフターも充実
構造的・性能的な財産になる家づくり ≪家の長寿命化≫
街の形成 ≪デザインの統一・美観≫
⑫つくる責任 つかう責任
手を加えてずっと住み続けられる構造
家が建ち続ける間は10年を超えても5年毎に無料メンテナンス
⑬気候変動に具体的な対策を
創業当初から高気密高断熱住宅しか作らない
⑭海の豊かさを守ろう
なし
⑮陸の豊かさも守ろう
CO2の排出が少ない木造住宅、漆喰の塗り壁が標準
業務ではスプレッドシートの活用などペーパーレス化
ショールーム横にSDGsBOXと称して、現場で出た端材を地域住人に再利用してもらっている
端材が無料でもらえるので大人気、いつも数日で空になってしまいます
⑯平和と公正を全ての人に
知りながら害をなすのが最大の罪(ドラッガー)を信条に、お客様の安心安全、健康を害するような家を作らない
常に適正な見積りを提示し、お客様が相見積かどうかによって額を上下しない
最初に引っ越しまでの総予算を資金計画書として提出し、後になって別途費用を小出ししない(当たり前ですけど)
⑰パートナーシップで目標を達成しよう
経営理念に「共に喜び成長する」という文言があり常に意識して仕事している
業者会の開催、お客様宅の完成写真は社内だけでなく業者とも共有している
工務管理アプリ活用し、協力業者と同じ目標に向かって頑張っている
社内やお客さまともLINEを活用して密に連絡を取り合い、同じ目標に向かっている
個々のスタッフがあげた取り組みを箇条書きしただけなので、まとまりはありませんが、いい感じで取り組んでいるのではないかと思います。
とはいえ、まだまだ取り組めることがあると思いますので、これからもSDGsに貢献できる企業となるよう努力していきます。