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都市伝説なのか?それとも本当なのか?
ウィングホーム、アフター担当の岡本です。
今回は「トイレの紙づまり」についてお伝えしたいと思います。
実際に紙づまりになってしまったお客様や、水道屋さん、さらにはトイレ関連の業者さんに聞き取りすると「○○○○のトイレットペーパーは詰まりやすい」という情報を耳にするようになりました。
自分もお客様に話のネタとして話題にすることもありましたが、心の中で「本当なのか?もしかしたら都市伝説なのでは?」なんて疑念も浮かんでいました。
そうなったらやることは1つ。実際に比較実験をしてこの目で確認してみる!!
3社のペーパーを徹底比較
経理担当の佐藤さんを引き連れ、実験開始!!
カインズのピュアスイートエコ、大王製紙のエリエール、コストコのバスティッシュ3種類を準備しました。公平を期すために、すべてダブルで。
まずは、触り心地や厚みを観察してみます。
同じダブルでも全然違う
いきなり見た目から大きな違いが。
コストコは真ん中の芯が細くて、周りがデカい。とってもボリューム感がある。コストコと比べてしまうとカインズのエコタイプはまるで子どもみたい。
エリエールは手触りがふわふわ、しかしコストコも負けていない。違いはエリエールの方が同じダブルでも薄く感じる。
ただし個人の感覚で変わるので、使う方によっては意見が異なるかも。
実験その1「重さ比較」
紙づまりの原因の1つは「紙をたくさん使ってしまう」ことです。
ですからシングルよりもダブル、ダブルよりもトリプルの方が、同じ長さを使用した場合に流し過ぎてしまいます。これは理屈が分かりやすい。
それよりも同じダブルでも、メーカーによって重さが違う場合、使用量に注意しなければなりません。特に小さい子どもや高齢者だと、気をつけることは難しそうです。
さて、実験1「重さ比較」の結果は?
同じダブルでも2倍の差が!!
同じ長さで比べた結果
カインズ 2g
エリエール 4g
コストコ 4g
カインズのは「エコ」タイプなだけあって、他の2つと比べて半分の重さ。シングル並みの軽さでした。
つまり、同じ長さを使用した場合は、カインズのピュアスイートエコは名前の通り使い過ぎを防げますね。
実験その2「水への溶けやすさ」
紙づまりの原因のもう1つは「水に溶けにくいトイレットペーパーを使っている」ことです。
水に溶けやすいと配管の中をスル~っと流れていきます。逆に、水に溶けにくければ配管の中に残ってしまうため詰まりやすくなることが想像できます。
特に今は「節水型のトイレ」が主流ですから、流れる水の量を抑えています。トイレ自体に流れに勢いをつける工夫がされていても、紙自体がそれを邪魔してしまっては流れるものも流れません。
こんなに違うなんて!!
実際にやってみると、明らかな差が見られました。
水に入れてかき混ぜると、最初に変化を見せたのが「エリエール」
するすると繊維がほどけて水に溶けていく様子を見せ、その後はトロトロした感じになりました。間違いなく水に溶けやすいタイプ。※箸ですくっても写真のように少ししかすくえません◎
都市伝説なんかではなかった!?
一方で、なかなか水に溶けないのがコストコ。1分ほどかき混ぜても写真のように箸ですくうと、大量にひっかかってきます。見た目からも溶けにくそうな感じ。
カインズのエコも、水への溶けやすさはあまり感じられず、コストコに近い印象でした。ただ、重さが軽く、そもそもの量が少ないため、溶け残る量も少なく見えました。
↑この辺りは「数量で測れる実験」に再挑戦した方が良いですね。
さて、結果発表!
紙づまりを防ぐためのオススメ順位は
1位 エリエール
2位 カインズ エコ
3位 コストコ
以上の結果となりました!!
さらに、とっておきの実験も!
場所を外に移して、さらに実験を続けました。
雨樋を配管に見立てて、流しそうめんならぬ「流しトイレットペーパー(笑)」
そこで衝撃の結果が!!
文章だと長くなりそうなので、興味のある方は続きをyoutubeの動画でご覧ください。(実験の続きは3:30から)
https://youtu.be/tsy7z9wbmi4