こんにちは(^^♪本年もよろしくお願い致します。先日、私は今年度初の雪を見ることができました!静岡ではなかなか雪が降ることが無いので、久々にテンションが上がってしまいました。
今回は足場を使ってどんな工事をしているのか紹介していきたいと思います。
足場が付くのはいつなのか
そもそも足場が付くのはいつなのでしょう?それは基礎工事、土台据えが終え、上棟の前の日に足場は組み立てられます。なので時間はあまりないのですが、足場屋さんは一日足らずで組み立てていきます。職人さんは本当にすごいですね。
上棟の際には足場は必須です。足場が無ければ梁を架けるのでさえかなり大変になり、二階や屋根なんかは到底できません。外壁となる面材耐力壁も足場に乗りながら張り付けていく作業も上棟日に行うので足場は無くてはいけませんね。
上棟後はいつ使うの?
皆さん、パっと思いつかれるのは左官屋さんの外壁塗り工事があると思いますが、他にもたくさんあります。
まず、大工さんがやる仕事としては上記にもあるように建て方の時に面材耐力壁や屋根の下地材を貼る事、それが終えたら耐力壁の上から透湿防水シート、通称「防水紙」を貼っていきます。これは読んで字のごとく水が浸入するのを防いでくれる役割があります。その後に外の断熱ボードを貼ります。ここまでが大工さんが足場を使う作業になります。
大工さん以外にはどんな職人さんが使うのでしょうか?実はまだまだたくさんの職人さんが足場を使って作業します。
断熱ボードを貼り終えたら今度はシーリング工事が行われます。サッシとボードの隙間などをシーリング埋めていきます。
つぎに板金屋さん。板金屋さんがどのような仕事をするかというと、屋根や樋、破風板、鼻隠しといったものをとりつけます。屋根を取り付ける際はお施主様ごとに材料やカラーが違うので、それに合わせて取り付けます。N様邸では黒のコロニアルグラッサを取り付けました。樋は軒樋と縦樋と分けて取り付けます。破風板、鼻隠しは屋根の先端に取り付けます。これらは軒樋と同じタイミングで施工していきます。板金屋さんだけでもこんなにも多くの作業があります。
実は電気屋さんも配線や照明器具の取付といった中の作業だけでなく、足場を使った作業も行います。アンテナの設置や、外部貫通部の防水処理や、外部換気フードの取り付け等を行います。電気屋さんも外で多くの作業をしています。
最後に左官屋さんです。左官屋さんは外壁すべてを塗るのでもちろん足場が必要です。今回N様邸では綺麗な白の漆喰を塗っていただきました。足場が外れた今では漆喰の外壁がとてもきれいに見えています。
足場を使う作業はこんなにもたくさんあります。直接お家を作る一部になっていなくともお家を作る為には欠かせない存在ですね✿