木造住宅は火災保険が高い!?
木造住宅は火災に弱い…!?
確かに木造は、鉄骨造や鉄筋コンクリート造などその他の構造に比べて火災保険料が一般的には高いです・・・。
しかし、火災に強い木造住宅の構造があるのをご存知ですか?
それは、「 省令準耐火構造 」 です!
省令準耐火構造の住宅の特徴は、「外部からの延焼防止」、「各室防火」、「他室への延焼遅延」が挙げられます。
つまり、木造住宅だけど外側からの火にも内側からの火にも強く、燃え移るのを遅らせることが出来るようにつくられた住宅のことを「 省令準耐火構造 」 と言います。
省令準耐火構造とは…!?
建築基準法で定める準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造として、住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅をいいます。
具体的には次の1~3のいずれかの住宅または工法のことを指します。
1. 機構の定める省令準耐火構造の仕様に基づき建設された木造軸組工法の住宅
2. 省令準耐火構造として機構が承認したプレハブ住宅
3. 省令準耐火構造として機構が承認した住宅または工法
ウィングホームでは、このうち3番目に該当するように全棟「 省令準耐火構造 」 で建てています。
具体的な仕様としては、天井下地に強化石膏ボードを使用しつつ、つなぎ目の裏側には認定された防火用の鉄板を挟み込み、すべての間仕切り壁にはファイヤーストップ(延焼防止・遅延材)を施工して、天井や壁の石膏ボードを指定の間隔で細かくビス留めしていきます。
また、壁に設けるスイッチやコンセントなどの貫通部にも認定品の防火ボックスを設けるなど防火上の大切だけど細かく決められたルールを守って住まいづくりをしています。
省令準耐火構造と耐震等級3は最強タッグ…!!
「 省令準耐火構造 」 に加え、全棟許容応力度計算を実施した上で「 耐震等級3 」 という地震に強い構造とすることで、特約火災保険及び地震保険の保険料が下がり、お得に加入できるようにしています。
どのくらいお得になるかというと…
下のグラフにて試算してみた結果をご覧ください。
仮に35年間でかかる保険料で考えてみると…
年々上がっている特約火災保険料ですが、「 省令準耐火構造 」 にすることで約138万円もお得に加入出来ることになります。
注意:グラフ下部に記載の試算条件を前提に現状の保険料率のまま推移した場合を想定して計算していますので、将来の保険料を保証するものではありません。
とは言え、マイホームを持ってからも多くの方が加入し続ける特約火災保険や地震保険ですので、35年以降も加入する可能性が高いことを考慮すると…
改めて、更新の度にお得に加入出来る「 省令準耐火構造 」 と 「 耐震等級3 」 の工法で建てられることをお勧めいたします^^!