2022年9月の中部電力の電気代が1年前に比べて約33%引き上げられることが発表されました。電気代だけでなく、生活に必要な全てのモノがジワジワと値上がり続けています。
この物価上昇のなかで、どのよう手を打ったら将来にわたって安心して暮らせるのでしょうか?
最初に結論を言います
家を建てた人は超ラッキー、今検討中の人も超ラッキーです!
世界中で日本だけに長く続いたデフレが終わり、世界標準のインフレ(物価上昇)が始まった今、何をすべきか?
それは、高額の耐久消費財を早く買うということ
その代表例が「持ち家」です
家を建てた人も、これから建てる人も、インフレ世界の賢いお金の使い方をしているということになります
忘れられない伯父さんの言葉
同じ菊川市内に住む伯父さんはオイルショック前に家を建てました。建てたばかりの頃は返済が大変だったのかもしれませんが、その後、物価が上がり給料が上がったため「今じゃローンなんてタバコ代みたいなものだ。」と言っていました。当時高校生だった私には驚きでした。
私は高度成長期の物価上昇が当たり前の時代に育ち、大学から新社会人の時期にバブルを経験し、17年前にオメガジャパンを設立してからは、毎年のように商品価格が上がるアメリカの取引先との交渉をしてきました。
だから、物価上昇局面の過ごし方は、人より分かっていると自負しています。実際に消費税が10%に引き上げられることが発表された2018年ころから「みんな2%で右往左往してるけど、世界の物価は毎年2%あがってるから、家を建てるなら早いほうがいい。」と言い続けてきました。
その影響もあって、ウィングホームでは前倒しで家を建てるスタッフが多いのではないかと思っています。
しばらく物価は上がり続ける
コロナ下において、世界の物価は約20%あがりました。今後も長引くウクライナ問題によるエネルギー不足、ヨーロッパを襲っている数百年に一度の大干ばつ、パキスタンの大水害など、まだまだ世界中で食料や必要物資が不足していくので、この先も物価上昇は続き、少なくとも3年間で30%は超えてくるでしょう。
日本は政府も企業も優秀で、今現在も2%前後の物価上昇に抑えていますが、円安もありそろそろ限界に近づいています。いずれ世界水準まで引き上げられることは間違いありません。
つまり、少なく見積もっても今後の10年間で30%の物価上昇となることが予測されます。ということは、今100万円持っていても、10年後には70万以下の価値になってしまうということです。逆に今70万円で買ったモノは10年後には100万円の価値になるということです。
借家と持ち家どっちがお得?
私には明確な答えがあります。
将来、家や土地の価値が上がるエリアだったら持ち家がお得、下がるエリアだったら借家がお得!
これが答えです。
今までのデフレ下では、日本の平均的なエリアで土地・家の価値が下がり続けていました。コストパフォーマンスだけみたら借家のほうが分がいいということです。それでも持ち家を選択する人が多いのは、持ち家でなければ得られないプライスレスな人生があるからです。
それが、インフレ(物価上昇)局面に変わったのですから、将来、家の価格が上がり、アパートの家賃が上がることが予測されます。
実際に、欧米では家賃の値上がりが進んでいます。いきなり20%~50%あげられてしまうこともあるようです。もし、アパート代が10年で30%も上がるとしたら、1%の金利を払って家を持ったほうがお得です。
そんなこと言ったって、物価だけ上がって給料が上がらなかったらどうするの?と不安をお持ちかもしれません。多少のタイムラグはありますが、給料も確実に上がっていくと思います。いやいや、給料が上がってから家を建てるよ、という考え方は危険です。その時には家の価格はさらに上がるし、もしかしたら金利も倍以上になるかもしれません。
それでも決めかねているあなたへ
ウッドショックやインフレで家の値段が高くなってしまって、もっと早く建てておけば良かった、と後悔している人が多いかもしれません。でも考えてみてください。今年建てる人は、5年後に建てる人よりは安く建てられます。去年建てた人だって5年前に建てればもっと安く建てられたのに、それを嘆く人はいません。今後も同じことが起こります。
「建てたあとで振返ってみれば、あのときが建て時だったし、頑張って建てて良かった!」
こう思ってもらえると思います
でも、理屈で分かっていてもどうしても足踏みしてしまうこともありますよね。だから、ウィングホームでは9月以降のご契約者に今までにないサービスを提供させていただきます。
それは『耐震テスト保証』です。詳細は後日のブログで発表しますが、東南海地震が発生したあとも安心して生活していただくためのサービスです。
ご期待ください!