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耐力壁ってなんだ~?
構造って難しい話だけど、住む人のいのちを守っている家の大切な話…
普段はスポットライトを当てられないお家の中のコトについてお話します!
ウィングホームは耐震等級3(最高等級)って書いてあるけど実際どういう構造なんだろう…と思ったことはありませんか?
今日はお家の中の「耐力壁ってなに?」という疑問についてできる限りわかりやすく説明していきます!
「耐力壁」は地震の揺れや台風の風などの外から掛かる強い力からお家を守っている壁の事で、いわば縁の下の力持ちです。(※地震力などの建物に加わる水平荷重に対して有効な壁の事です。)
耐力壁には「筋かい」や「構造用面材」などがあります!
ウィングホームってどんな耐力壁を使っているの?
ウィングホームは「面材耐力壁」の「モノコック構造」‼
また難しい言葉が登場しましたね~…
この「モノコック構造」というのは、サイコロのように壁や床面などがすべて面の耐力壁になっているので地震の大きな力を家全体で分散するわけですから、一部の部材に力を集中させずに均等に力を受け止めてくれます。
筋交いではカバーできない窓の上や下も、面材なら耐力壁が入っていて固定されているので欠損を防ぐことができます!
※一方、「筋交い」は一点で一度に大きな力を受けてしまうので破損してしまうと大きな被害になりやすい可能性があります…
まとめると、ウィングホームの耐力壁は大きな力を分散して受け止めてくれているんです。
そうなんです…「耐力壁」はめっちゃ頑張っているんです!
そんな「耐力壁」の負担を減らすため、建物にかかる地震の力をある方法で小さくしています!
地震の力を小さくするには!?
それは、お家そのものを軽くしてあげること!
地震は「水平震度(地震時に揺れる力)×重量」
イメージして欲しいのですが…例えば、同じ速度で走っている乗用車とその3倍ほどの重さがあるトラックが同時に急ブレーキを踏んだとしたら、止まるまでの時間が長くなってしまうのは重いトラックですよね。
普通車とトラックの停車した場所の「距離の差」が…速度と「重さ」の影響によるものです。
イメージとしてあげましたが、建物は固定されているので力が掛かっていることが分かりにくいんです…
地震時の建物も同じで、この「重さと震度(さっきの加速度)の掛け合わせ」が破壊力を生み出します!重ければ重いほど力は強くなり、揺れが大きくなります。
同じ震度でも軽い家と重い家で力のかかり方が違います!
どれくらい軽いの?
ウィングホームの漆喰の外壁は一般に使われている外壁のサイディング材と比べて5分の1~3分の1ほどの軽さで、この軽さが耐力壁の負担を減らしているんです!(逆に言うとサイディングは3~5倍の重量)
人間が服を着ているイメージで考えると、ジャージと冬コートくらい違いますね~
外壁は軽くて、しかも伸縮するので割れにくく、補修やメンテナンスがしやすいんです!
最後に
…以上です!ウィングホームの「耐力壁」の役割について大まかですが、説明させていただきました。
構造は大事なものだけど、どういう仕組みなんだろう?って思っていたけどちょっとわかった気がする!くらいで結構です。
ウィングホームのお家の壁の中を少しだけ知っていると、いざ住むときの安心感やほかのお家との違いがきっと分かるかと思います!