先日、静岡市清水区追分にて建築中のW様邸の下地チェックを行いました!
昨年末には現場で配線チェックをしたばかりで
その時にはまだ壁の断熱材も見えている状態で床も貼り途中だったのですが、
あっという間に壁も床も貼り終わっていました♪
配線チェックの時は大工さんが床を貼っているところでした*
床を貼り終えるとすぐに養生(傷や汚れが付かないようにするカバー)で覆われてしまうのですが、
今回はちょうど養生をする前で床全体が見えるようになっていました。
そこで発見したのが床に挟まっているカードのような物!
こちらは無垢床の冬の施工ならではの光景なのですが、
何の為に挟まれているかわかりますか(^^)??
無垢の床は呼吸をしている為、湿気や乾燥により伸び縮みします。
冬は木が乾燥して縮むのですが、夏は湿気を吸って木が膨張する為、
床が隆起したり、反り上がってしまう可能性があります。
その為、冬の施工時にはあえて隙間を作り、夏の施工時は隙間ができないようにぴっちり貼っていくのですが、
このカードは隙間を均等に開ける為の道具なのです!
ちなみに名前はスペーサーというそうです*
ウィングホームでは漆喰が標準の為、漆喰の調湿効果に注目しがちですが、
実は無垢の木にも調湿効果があり、1年通して快適に過ごせる環境を作ってくれています✧
ちなみにウィングホームでは収納の中も板貼りが標準となっているので
収納の中のお布団や節句人形などの大切な物も湿気から守ってくれます!
なかなかお施主様が目にする機会が少ないのですが、
大工さん達はこんなところも丁寧に施工してくれているのだと思うと
改めて大工さん達に感謝する機会となりました(*^^*)
W様邸は配線チェックから2ヶ月経ち、
これから仕上げ工事に入ります。
ここから漆喰の下地が貼られ、漆喰が塗られると
ついに真っ白な壁になり、ガラっと雰囲気が変わります♪
今後の変化も楽しみです(*^^*)