~表面波探査~

表面波探査

ある日、表面波探査(地盤調査)に助っ人として呼ばれて同行したので、その様子を書きたいと思います。

表面波探査法とは

「表面波探査法」とは地面をゆらして、その“ゆれ”の伝わる速さにより、地盤の硬軟を判断し、 データの変化から地層の境界を読み取り、各層に支持力がどのくらいあるのかを判断する地盤調査の一つです。

それにより実際の土地の地盤の固さを調べ、建築する建物が傾いてしまう(不同沈下)ことがないかを確かめます。

測定機器

測定機器は「ゆれ」を起こすための起振機、「ゆれ」を検出するための検出器、機器の制御や測定を行うパソコン等の機材、各種ケーブル、発電機などがあります。

それらの機器一式を専用の車に収納し現地へ運んできます。

敷地地盤の高低差の測定

まず初めに測定する敷地とその周辺の地盤の高さを測定します。

地盤の高低差や凹凸が大きいと地盤の強度や測定結果に影響してくるため、地盤調査の必要なデータとして測定します。

表面波探査の測定

その後、建物が建つ場所の四隅と、建物中央になる位置に起振機と検出器を設置し、実際に地面を振動させて計測をします。

検出器は2つあるので一定の間隔を距離を空けて設置し、起振機も検出器から少し離した位置に設置します。

場所ごとに起振機を運ぶのですが、中に鉛の塊でも入っているのかと思うくら重いです。

測定は1ヶ所につき30分程度かかり、それを今回6ヶ所行います。この日は風が強く寒い日だったので、測定中はずっと凍えての作業でした。

ちなみにこの検出器ですが、すごく感度が良いので、その場で軽くジャンプするだけで、それがそのまま分かるように計測のグラフに波形として出てきます。(ジャンプや車が通った時の振動等は計算時に誤差として処理されるそうです。)

起振機の振動

写真だと分かりづらいですが、この起振機がすごい勢いで振動します。振動の揺れ自体は大きいものではないですが、重く大きい起振機が広い敷地の中で健気に振動し続けるので、とてもシュールな光景です。

起振機というだけあるので、手で握ってみると骨の髄まで振動してきます。(((((;”°;ω°;))))

葛原 優太

投稿者: 葛原 優太 一級建築士

愛知の大学で建築の勉強をし、新卒でウィングホームへ入社。その後2023年建築士試験に合格し、現在は「一級建築士」として確認申請や省エネ計算などの設計業務を担当しいる。優しくおおらかな性格で子供たちからも大人気。心を許した合図会は「〜やんなぁ」(三重弁)。その方言を聞くとアフター担当の栗田も三重弁が発動しがち。高校、大学と吹奏楽部に所属し、サックスを演奏できることはスタッフの中にも知る人は少ない。ジャンルはJAZZをメインにイベントでも披露するほどの腕前。好きな曲は「Adria Blue」。 スタッフ紹介

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