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住まいづくりでとっても大切な『 基礎 』
皆さんは、基礎の強さを見分ける方法をご存知ですか?
基礎は『 ベタ基礎 』ならどこでもそう変わらないと思っている方がいらっしゃったら、要注意ですよ!!
基礎の強さは、基礎の厚みや長さはもちろんの事、コンクリートの配合や配筋(鉄筋の太さと本数、間隔)で決まります。
今日は、中でも一目でわかる配筋にスポットを当ててご紹介しますね。
出来上がった後には見えなくなってしまう『 配筋 』
言うまでもなく、コンクリート基礎が完成した後では破壊しない限り配筋を目視確認することは出来ません。
そこで、大切なのが事前にどういう配筋なのか確認しておくことが超重要になってくるのです!
立ち上げ基礎部分
ここで見るべきは…
鉄筋の太さと本数です。
太さが太く、本数が多い方が強い基礎になります。
ちなみにD13という意味は異形丸棒鉄筋φ13mm太さという意味で、D10はφ10mm太さになります。
本数のお話ですが、写真にある補強筋が設計上組み込まれているかどうかが強い基礎の見分け方の重要ポイントになります!
スラブ(ベタ土間)部分
ここでも、やはり鉄筋の太さと本数(配筋間隔)が決め手になります。
弊社では、D13@150(φ13mm鉄筋を150mmピッチで格子状に組む)が標準としています。
建物の間取り次第では、基礎設計において更に細かくすることもあります。