一期一会の一絵

東京駅でちょっと空き時間があったので、大丸で開催していた絵画の展示販売会に寄ってみました

普段、こういうところに寄ることはないのですが、モデルハウスの廊下に飾る小さな絵を探していたこともあって、ぶらりと立ち寄ったのです

そこで子犬を描いた日本画に出会いました

 

探していたのは洋画なので無視しようとしたのですが、気になって仕方ありません

これを買ってもモデルハウスには似合わないので、小さな洋画を買って帰ろうとしたのですが、どうしても気になってまた見に行きました

売り子さんが言うには、画家は、竹内 栖鳳(たけうち せいほう1864年~1942年)で、第一回の文化勲章をもらうなど、とても活躍した画家だそうです。(私が知らないことを驚いていました)

この絵はもともと掛け軸に描かれたものを保存のために額に入れたという経緯も教えてくれました

私は説明よりも絵が気になってしまい、ずっと見ていたのですが、なぜか懐かしくて7年前に他界した父を思い出していることに気づきました

なぜだろう?

犬の丸っこい様が亡父に似ている?

顔が似ているのかな?

なんなのか分からないのですが、とても懐かしくて優しい気持ちになるんです

絵画を見てこんな気持ちになるのは初めてでした

 

 

こういうのを一期一会っていうんだな

もし買わなかったら後悔するだろうな。でも高い。よし○○万円にしてくれたら買おう

そして交渉したら(コロナ禍の)こういう時期だからと応じてくれました

 

 

翌朝

ふと、思いつきました

もしかしたら父親が残した蔵書で見た絵かもしれない!

もう50年も前のことですが、亡父は絵画が大好きで、洋画、日本画、現代美術などの絵画集を毎月のように購入していました。いまでも百冊以上が本棚に並べられています

幼いころの私は、それを絵本代わりに見るのが大好きでした

本棚をのぞくと、すぐに「竹内栖鳳」の名前が見つかりました

ドキドキです

購入した絵がこの画集のなかにあるかもしれない!

だから懐かしい気持ちになったのかもしれない!

 

 

残念ながら、同じ絵はありませんでしたが、竹内栖鳳は動物画が得意で、雀、鹿、猿、猫などたくさんの動物の絵が掲載されていました

もちろん犬の絵も!

 

 

もしかすると、小さいころの私は蔵書のなかでも動物画が多く描かれた竹内栖鳳の絵を好んで見ていたのかもしれません

それで同じタッチの絵を懐かしく思ったのかも?

推測でしかありませんが、そう思い込んだほうが絵への愛着が湧くのでそうします(笑)

 

 

子犬の絵は私の机の横の壁に飾りました

 

 

 

斎藤元志

投稿者: 斎藤元志 創業者

ウィングホーム株式会社の創業者であり、現代表。自らを「断熱バカ」だと揶揄する一面も。 スタッフ紹介

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