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災害に強い家とは?
はっきり言います。
「何となく強そう。」はNGです。
例えば、「柱が太いから頑丈」というのは全く意味不明です。頑丈かどうかは構造計算の結果によってのみ判断されるべきです。いくら柱が太くても何本入っているか?バランスはどうか?耐力壁はどうか?基礎の構造・配置は?など、全ての要素が絡み合って頑丈か、耐震性能が高いかが判断されなくてはなりません。
地震に強い家が欲しかったら、構造計算をして最高ランクの耐震等級3の家を設計してもらいましょう。
予算を掛けずに家を強くする裏技
家を設計する際に、耐震等級3の認定を受け、省令準耐火構造にすると、そのために余分に掛かる追加費用は約45万円です。(ウィングホームはもともと標準仕様だから追加費用は発生しません。)
家の値段は45万円増えてしまいますが、後でその分以上に戻ってくることを知っている人は多くありません。
耐震と耐火に優れた家は火災保険料・地震保険料の割引が適用されます。控えめにみて火災補償額を2000万円(地震1000万円)としたときでも、30年間で得られる割引は、なんと100万円!
もとがとれちゃうどころか、55万円もお得なんです。
さらに家を強くする
この55万円を貯金するのもいいのですが、どうせなら制震装置を組み込むことをお勧めします。
熊本で被害を酷くした原因は、繰り返しの余震とキラーパルス(共振)。
この二つの原因を和らげる装置があります。それが丁度、浮いた分の55万円で装着可能なのです。
つまり、予算を掛けずに、耐震性能と制振性能をダブルで高めることができるんです。
おすすめの制震装置は?
私が制震装置に求める性能は、①小さな変位から効きだすこと ②繰り返しの揺れに耐える耐久性 です。
この観点からおすすめしたい装置が二つあります。
evoltz(エヴォルツ ) (ドイツ・ビルシュタイン社製)
制震テープ (日本アイディールブレーン社製)
どちらも特徴がありますので、メーカーサイトをご覧ください。
いざという時にシェルターになる家
これが家づくりのベースであり第一条件です。
大切なご家族の生命財産を守りぬくためにも、災害に強い家を建ててもらいたいと切望します。
そのために5月から『制震キャンペーン』を始めます。
ご興味のある方は窓口LCまでお尋ねくださいね。