2019年の目標(その他事業)

外壁事業(オメガシステム)

ウィングホームの家の外壁は「外断熱+塗壁」が標準となっています。これは欧米でEIFS(Exterior Insulation and Finish System)と呼ばれている外壁工法となります。
2002年にEIFSに出会い、2004年に米国オメガ社と業務提携をして、オメガジャパン㈱を設立しました。それ以来、ウィングホームの全棟の外壁に採用するとともに、全国の住宅会社さんに販売・技術指導をしています。現在は全国に年間300棟のペースでウィングホームと同じ外壁の家が新築されており、某フランチャイズの外壁にご採用いただいたこともあり累計はかるく3000棟を超えました。

防火認定を取得した外壁工法であるため、防火性能だけでなく耐力壁の構造まで含めて、ウィングホームと同じ外壁の家が全国に3000棟以上あるということです。(ウィングホームのように耐震等級3を取得している家ばかりではありませんが、外側の耐力壁の構造は同じです。)

その家が過去いく度かの地震によって全国で揺さぶられました。福島県中通に建つ家は東北の震災を受けても無傷でした(両側の家は全壊で立て直し)。熊本地震の震源地の益城町には2軒建っていたのですがいずれも無傷。熊本市内の10軒も無償。昨年の大阪北部地震では住宅地のため震源地に30軒以上建っていましたが、まったく被害を受けませんでした。もっと言うと、過去に地震被害のために補修したいとの相談を受けたことが一度もありません。

この外壁工法をオメガシステムと呼んでいるのですが、今年もウィングホームの家づくりを通じて細かな改良を進め、よりよい外壁材にしていきたいと思います。

 

介護事業(きたえるーむ)

機能訓練専門のデイサービス「きたえるーむ」という全国的なフランチャイズに加盟して、掛川で2店舗を運営しています。要介護認定を受けた方々にリハビリを施し、介護のいらない健康な身体に戻ってもらうという事業です。もとの生活に戻った利用者さんからは喜びのお手紙をいただくことも多く、やりがいのある仕事です。今年は2店舗同時に規模を拡大し、同時に別会社としてウィングホームから分離する予定です。

 

 

不動産事業

大量に仕入れた紅葉台の分譲地、花屋敷のモデルと土地、加茂の3区画がおかげ様で完売となりました。土地探しのお客様へのサービスが低下させないように、今後も良い土地があれば自社物件として仕入れ、分譲したいと思っています。不動産事業は住宅と切っても切れない事業ですが、会計の都合上、今年中に別会社に分離する予定です。別会社といっても、会計上だけの分離ですので、会社所在地、サービス内容は今までと変わりません。

 

海外事業(ミャンマー)

2018年は大きな転換期となりました。5年ほど前からソフトシェルクラブ(脱皮蟹)の養殖を進めていたのですが、工場用地を買って建築確認を申請したところで、スー・チーさんに政権が変わり、そのごたごたで許認可が2年ほど凍結。その間に、大きな養殖場がある地域でカニが絶滅に近い状態に減少していることが判明。蟹の孵化養殖ができないため、世色のために稚ガニを乱獲し過ぎたのが原因です。ということは、私たちの事業も規模が大きくなるとカニの絶滅につながってしまうことが予想され、そうなると国際貢献どころか環境破壊という笑えないオチになってしまいます。

ピンチはチャンスと、抱卵状態の親カニからの孵化養殖の道はないかと石垣島の国営の研究所まで話を聞きにいったのが1年前。2018年の1月です。そこで、研究室では可能だが、設備のないミャンマーでは商業ベースの養殖が不可能であるとの見解をいただき、断念することになりました。工場の建設がストップしていたため、損失は数百万で済みました。ミャンマーに通いだしたのは、最初にチーク材を輸入した2008年からですので、ちょうど10年前です。これまで数多くの経験をしましたが、継続的なビジネスを見つけるのは難しいとの結論に至り、これからは事業ではなく以前から行っている育英活動に専念しようと思っていた矢先に、新たな貢献事業が見つかりました。

それはミャンマーの人々(高度人材)に日本の住宅会社で働いてもらうことです。日本の大工さんをはじめとする職人不足を解消することにもなるし、日本で働きたいミャンマー人の助けにもなります。この事業は昨年12月から始動し、前回ブログでご紹介した市村塾と協調して全国に広めていきたいと思います。

 

民泊事業(沖縄)

民泊法改正により運営基準を満たさない民泊業者が撤退したことにより、合法的な民泊は3割にまで激変してしまいました。一方、政府は2018年に3000万人だった外国人旅行者を2020年に4000万人に増やす観光ビジョン構想を示しています。特に沖縄では外国人旅行者がハワイを超える勢いで伸びています。
以前から沖縄の民泊業者と懇意にしており、ちょうどいい土地が恩納村に見つかったため昨年末より事業開始しています。オープンは今年の夏を予定していますので、ご興味のある方はお声かけください。

 

民泊用地造成中(ビーチまで徒歩3分)

 

以上のように、住宅以外の事業も数多く手がけていますが、今年は、住宅以外の事業を分離することで、ウィングホームの資源をすべて住宅事業に集中し、より一層のサービスの向上を図る所存です。

 

 

 

斎藤元志

投稿者: 斎藤元志 代表

ウィングホーム株式会社の創業者であり、現代表。自らを「断熱バカ」だと揶揄する一面も。 スタッフ紹介