2021年の目標は『ITスキルの強化』と『建築×エンタメの普及』

 

「もし8時間、木を切る時間を与えられたら、そのうち6時間を私は斧を研ぐのに使うだろう。」アメリカの第16代大統領でもあったエイブラハム・リンカーンの名言です

今年も、昨年からトライしている『建築×エンタメの普及』を進めていきたいと思います

そのための時間を捻出するために自身の『ITスキルの強化』は欠かせません

 

デジタルトランスフォーメーション

最近耳にするDX(デジタルトランスフォーメーションDigital Transformation)の定義を調べてみたら、まさしく自分が望んでいる世界観でした

それは『ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる』というものです

ITインフラが整備されたことで、誰でも自分の生活をより良い方向に変化させることが可能になっています

しかし、ITを使いこなせるかどうかにより、この恩恵を享受できる範囲は異なるのです

例えば、私の母親は80歳になるのですが、天気を知りたいときに、以前は新聞かテレビの天気予報番組が始まるのを待っていたのですが、最近ではググることを覚えました
今朝は「サイコパスって調べてみたら・・・」とテレビに出た単語を調べて私に教えてくれました

 

昔は理数系男子だったのに

私が東京理科大理工学部に在学中に世にパソコンが普及しはじめました

富士通FM7にするのかNECのPC88にするのか迷った記憶があります

授業でプログラミングの基礎を学び、就職してからも仕事の効率化を図るために自主的にデータベースをプログラミングしたりしました

20代は理数系男子だったのです

 

それが独立起業してからは、お客様との打合せや施工に全ての時間を優先したため、私用のものはカタログやマニュアルを読むことすらしなくってしましました(昔はカタログを見比べるのが好きだったのに、今では車でさえカタログを見ずに購入するようになってしまいました)

同時にIT機器についても主要な機能のみ使うだけになってしまいました

ウィングホームの社員にはミレニアル世代が多く、新社長の鈴木もITリテラシーが高いので、仕事上で分からないことがあったら何でも助けてもらえる環境です

「調べるのに時間が掛かるくらいだったら聞いてしまったほうが早い」

この環境に甘んじて気づいてみたら自分で調べる習慣がどんどん減っていました

80歳の母親でさえ自分で調べているのに、大反省です

 

 

 

今の私のIT事情

スマホはiPhon11Pro、そこそこ使いこなしていると思います

昨年健康管理のために買ったアップルウォッチは数種類のアプリしか使っていませんが、とても重宝しています

ユーチューブの編集は娘と共有の16インチMacBook Proでファイナルカットというソフトを使っています

いつも娘が持ち歩いているので、私が編集するときは娘のところに借りにいくか、娘に会社に来てもらっていました

最初のうちはウィンドウズのパワーディレクターも併用していたのですが、自ら調べて覚えていく習慣が失われていたため、途中で娘の横で編集するスタイルに落ち着いてしまいました

めちゃくちゃ効率悪いですね(笑)

 

だから、年末にiPad Pro 12.9インチを注文しました

これを機にiPad Proを使い倒して、ITスキルを強化していきたいと思っています

 

もう一つの目標『建築×エンタメ』とは

簡単に言うと、「建築をもっと楽しくする」ということです

打合せ、工事中、お引渡しのあとまで、常に笑顔に包まれているイメージです

 

住宅は、建築技術と人間工学の上に成り立つものですが、デザインや好みなどの芸術的感性も不可欠です

しかし、これらが全て満足されたとしても、家づくりが成功したかどうかは、そこに住む人が満足しているかどうかの一点勝負です

技術的に素晴らしく芸術的に完成されていたとしても採点するのはあくまでも住む人です

そして、住む人に満足してもらえる家は、丁寧にメンテナンスされ、いつまでも建ち続けます

 

「人は思い出の中に暮らす」と言われています

楽しい思い出のなかで暮らすことは、この上ない幸せです

家が楽しい思い出に包まれていたら、間違いなく家づくりは大満足、大成功となります(もちろん、性能・構造・デザインなどは満たした上の話です)

注文住宅では、楽しい思い出づくりは、家づくりをスタートしたときから、もっというと初めて私たちとお客様が出会った時から始まっています

楽しい出会い、楽しい打合せ、楽しい契約、楽しい工事中、楽しいお引渡し、楽しいアフターサービス

どんなシーンでも楽しければ、家は楽しい思い出に包まれていくことでしょう

 

建築をエンタメ化にするには、お客様を不安な気持ちにさせないことも大切です

一方で注文住宅は、オンリーワンの建設地でオンリーワンの家を建てるのですから、ベテランの監督であっても予期せぬ出来事が起こります

このときいかにお客様を不安にさせないか、そのための仕組みも常に改善していきたいと思います

 

また、情報が少ないこともお客様を不安にしてしまいます

同じ立場の人がどんな経験をしてどんな思いだったのかを共有することで、少しでも安心してもらえればと思います

そのために、今年もユーチューブによる発信を続けていきたいと思います

さらに、企業発信よりも信ぴょう性が高い、ユーザー発信についても目に触れる機会を増やす仕組みを考えていきたいと思います

 

 

「建築×エンタメ」という視点はあまり聞いたことがありませんので、私も手探りとなりますが、住宅建築はサービス業とも言えるわけですから、絶対に必要な視点だと確信しています

 

 

環境の変化に対応したもののみが生き残る

生物学者ダーウィンの言葉だったと思います

昨年はコロナ禍のなかで激しい変化が起こりました

ほとんどの企業が影響を受けましたが、総じていえばネットリテラシーが高いところと利他(フォー・ユー)の精神で自ら変化していったところは打撃が少なかったように見受けられます

逆に何も変化しないところ、焦ったあまり自分のことだけを考えた自利の行動をしたところは、打撃を受けたのではないでしょうか

 

昨年1年で10年分の変化があったとも言われています

アフターコロナになっても元には戻らないと思われます

まさに「潮目が変わった」年でした

 

この変化に対し、会社がどのように変化していくのか

ここに経営の真価が問われます

ウィングホームは今までも毎年のように変化を繰り返してきました
今回の環境変化に対しても正しく変化し「安心してみていられるワクワクする企業」を目指しますので、今後もご支援のほどよろしくお願いします

 

斎藤元志

投稿者: 斎藤元志 創業者

ウィングホーム株式会社の創業者であり、現代表。自らを「断熱バカ」だと揶揄する一面も。 スタッフ紹介

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