お家の耐震診断【リフォーム日記】

動的耐震診断とは

動的耐震診断とは
①地盤調査(表面波探査法)・・・地盤調査を用いて地盤の速度構造を把握し、
行政が設定している想定地震が発生した際、調査地地表面が揺れる大きさを試算します。

②振動機を用いた耐震計測
人工的な地震波で建物を振動させ、その時の挙動を調べます。
どの震度の地震まで安全性が高いかを試算します。

①と②の2つを調べることによって、大地震発生時調査地建物がどの程度損傷する可能性があるかがわかります。

 

 

 

調査の様子

家に機材が運び込まれました。
どの機械も私だと一人で持ち上がらないくらい重たいです。

家の中心部分にこちらの機械を置いて揺れを家に伝えます。
我が家では2Fのフロアー(家の中心)に設置しました。
南北と東西の2回に分けて振動を伝えていきます。

その揺れを感知するのがこの小さな探知機です。
この探知機でとらえたデータがパソコンに送信され解析されます。

ガタガタと揺らすのかと思っていたのですが、少しずつ振動を伝えていくようで、何となく家が揺れているのかなと言いう感じでした。

弊社では全棟新築時にも耐震診断をしますが、測定士に尋ねたら、新築ではこんな揺れは感じないそうです!

気になっていた地盤調査はこちらの機械です。

 

 

ドキドキの診断結果

 

どんな結果が出るのか、自分の健康診断を受けているようにハラハラドキドキでした。

 

診断結果は厚いレポートになっていますが、1枚目に素人でもわかりやすいようにまとめてくれてありました。

 

 

地盤が強くてホッとしました

思いのほか地盤が強いようで、想定される東南海地震が起きた時でも、震度6まで揺れないという結果でした。
とはいえ、家が古いせいか、震度6弱の揺れが生じたときには、南北壁面方向は「小損傷」という結果でした。

代表から「地盤が強かったから、耐震補強もしながらリフォームすれば、大地震が来ても無駄にはならないと思うよ。」と言ってもらいました。

 

これでリフォームをする決断が出来ました。

 

 

 

 

栗田佐枝実

投稿者: 栗田佐枝実 アフター担当

ウィングホームの「お母さん」的存在。正義感が強くアフター窓口としてお客様の安心な暮らしをサポートしています。 スタッフ紹介

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