その崖(ガケ)大丈夫…!?

◆専門家(建築士)による敷地調査してますか…!?

住まいづくりを計画する際に必ずやっておきたいことの一つに「敷地調査」があります。

「敷地調査」とは文字通り建築予定地の状況を事前に調べておくことです。

もちろん自分の目で見ることも大切ですが、専門家(建築士)に実際に見てもらうことで分かることがたくさんあります!

建築する際に必要となるライフラインの整備状況はもちろんのこと、道路との高低差を測ったり建築基準法や都市計画法、農地法、浄化槽法など様々な法律に特段の定めがあるか?そして、何より安全に住まうことが出来る環境なのか?

例えば、崖(ガケ:高低差2m以上かつ30°以上の傾斜を有する傾斜地)が近くにある土地の場合には、しっかりと調査した上で住まいづくりの計画を立てましょう!

せっかく夢のマイホームを建てるのに、建築計画が通らなかったり、建てた後に危険が付きまとってしまっては本末転倒ですよね!?

◆崖の調査はとっても重要!!

崖の調査及び対策について具体的には何をするかというと・・・

・専門家(建築士や地盤・崖調査のプロ)に実際にガケを調べてもらう

・必要に応じて傾斜角の実測や土質及び地耐力の実測をしてもらう

・確かな情報をもとに経験のある建築士にガケ対策を提案してもらう

・崖対策にかかる費用を最初の資金計画段階から盛り込んでもらう

といった具合に、「大切な命を守る住まい」をつくる為には素人営業マンに任せてはいけない重要なステップになります。

昨年起きた伊豆山での土砂災害などの教訓を生かす意味で、崖(ガケ)対策に求められる基準は年々厳しくなってきています。

高低差が5m未満の比較的低い崖であれば、基礎の補強により対策することも可能なケースがありますが、5m以上の大きな崖に関しては、防土壁(コンクリート重力壁)などが必要となることが多くあります。

安全かつ、その中でもコストを最小限に抑えつつ住まいづくりを計画する為には確かな下調べが最も重要と言っても過言ではないでしょう。

これから土地購入を検討されているあなたも、既に土地を所有されているあなたも忘れないでください。崖の調査は専門家に頼みましょう!

鈴木住直

投稿者: 鈴木住直 代表取締役社長

独立当初から斎藤代表の指導のもと経験と知識を積んできた。スタッフからの信頼が厚いウィングホームの現社長。 スタッフ紹介

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