現場チェックと漆喰の秘密

今回はN様邸の現場チェックへ!

こんにちは、設計の青木です

今回はN様邸に竣工検査でお邪魔してきました。

8月!夏本番ですね~!皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さすがに暑さでバテかけております…

この日もお日様カンカン照りの暑い日の現場チェックでした。

ウィングの外壁といえばN様邸の壁と同じく、白くきれいな漆喰の壁!

こんな晴れた日にはいつもより白い漆喰に光が反射し輝いて一層美しく見えますね!

影になっているところに触れるとほんのりひんやりとします。漆喰は細かい雪の結晶に似た「結晶構造」になっており光を反射し熱を分散させて、壁面の温度上昇を抑えています。

日本では古代からお城やお屋敷の壁、ギリシャのサントリーニ島の建物や、世界最古だとピラミッドの壁に使われていた漆喰。そのほかパルテノン神殿やローマ使われたり。(もちろん当時のテクノロジーのレベルで材料や機能は異なりますが…同じ材料なのに洋風にも和風にも合う材料ってすごいですよね!

他のお家にはない「特別感」とこういった隠れた「機能性」が漆喰には隠されています!

 

漆喰の隠れた秘密を発見!

こちらはN様邸の寝室の小上がりの写真になります。

実際見学会に足を運んでいただいて窓近くの壁をじーっと観察していただくとわかるかと思いますが、光が直接当たっていない部分でも光沢が出ていて光がほんのりと反射してみえるかと思われます。

これが「雪の結晶構造」と似ている漆喰の隠れた力で、光を拡散させて小さい窓でも効率的に部屋の中を明るくすることが可能な秘密というわけです。

漆喰の結晶構造を顕微鏡でみたものも面白いのでいつか紹介したいですね…

↑現場チェックしている様子。

このお家、(見学会で実際に見ていただきたいので、あえて写真はあげませんが)ランドリールームからロッカー収納まで、たったの2歩でいけてしまうんです!

着替えも干した後の収納もスムーズでらくらく、家事の無駄や時間を最小限できて忙しい奥様方の味方となること間違いなしです。

お子さんが庭やリビングで遊んでいてもキッチンから見えるので安心して家事ができますし、帰って来てからすぐに洗面所で手を洗ってから家族ロッカーに直接行けるのでリビングに荷物が散らかることが無くて片付けの手間も省けますね。

 

こちらは階段のFIX窓(開かない枠とガラスのみのマド)

美術館みたいで幻想的ですね…

現場チェックでお邪魔した今回のN様邸のお家、ぜひ見学会へいらしてください!

青木大河

投稿者: 青木大河 建築士

好奇心と探究心が豊かで、代表や先輩方の考え方や思いを汲み取り吸収する能力と、小さい頃から培ってきた感性と生まれ持ったセンスを併せ持つ期待のルーキー。 スタッフ紹介

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