~境界標~

はじめに

建物を建てる上で、敷地がどこからどこまでの範囲なのかを知ることはとても重要になります。

その敷地の範囲を知るうえで、とても重要になってくる境界標について簡単に紹介したいと思います。

 

境界標とは

境界標は目には見えない境界線を見えるようにし、隣同士の境界問題の予防や第三者からの財産侵害を防止したりします。また境界標によって土地の形状や面積が明確にすることで、売買や相続を迅速に行えるようにする役割もあります。

大切な役割があるため、境界標には「永続性」「不動性」「視認性」などの条件があります。

 

境界標の種類

一般的に使用されている境界標としては「プラスチック杭」と呼ばれる、地面に突き刺すタイプのプラスチック製の杭や「金属標」と呼ばれる、ステンレス等の金属プレートで標識を示しているものなどがあります。

昔からある土地の場合だと、コンクリートや石で作られた境界標が設置してあったり、擁壁などの構造物の表面に赤色の「刻み」を入れて境界点を示してあったりする場合、またはそもそも境界標がない場合などがあります。

また道路上に境界がある場合だと、「金属鋲」と呼ばれるネジのような見た目の境界標が地面にあったりします。

 

「プラスチック杭」や「金属標」などだと、本体上部に描かれている境界点の位置を示す図にもいくつかあり、「矢印」「十字」「T字」「点」など様々な種類があります。

 

境界標は自分だけの判断で設置をすると、隣接する土地の所有者とトラブルになる可能性があるため、勝手に設置することはしてはいけません。

トラブル防止のため、あらかじめ専門家である土地家屋調査士に土地の境界確定を依頼し、隣接する土地の所有者との境界線を確定させておく事が大切になります。

また境界標を損壊させたり、勝手に移動や撤去をすることは処罰の対象になりますので、既存の境界標の取り扱いにも十分注意が必要になります。刑法にもしっかりと明示されている事なので、間違っても遊び半分で引っこ抜いたりしてはいけません。

 

 

 

葛原 優太

投稿者: 葛原 優太 設計サポート

愛知の大学で建築の勉強をし、新卒でウィングホームへ入社。 今は確認申請や省エネ計算などの設計業務を担当し仕事をしながら一級建築士を目指し勉強に励んでいる。 優しくおおらかな性格で子供たちからも大人気。心を許した合図会は「〜やんなぁ」(三重弁)。その方言を聞くとアフター担当の栗田も三重弁が発動しがち。 高校、大学と吹奏楽部に所属し、サックスを演奏できることはスタッフの中にも知る人は少ない。ジャンルはJAZZをメインにイベントでも披露するほどの腕前。好きな曲は「アドリアブルー」。 スタッフ紹介

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