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はじめに
建築において断熱材として広く使用されているものにグラスウールというものがあります。時々建築以外の場所でも耳にしたりしますが、そのグラスウールについて簡単に調べてみました。
グラスウールとは
グラスウールはガラスを原料とし、ガラスを高温で溶かしてミクロン単位の細い繊維にして綿状にしたものを言います。
製造時に出る端材や、施工時に出る端材に加えて、建物の改修や取り壊しなどで不要になった使用済みのものも再生処理して再利用することが出来るため、使用されるガラスの8割ほどは建築現場や家庭などから回収されるリサイクルガラスを使用しているそうです。
グラスウールは繰り返し利用できて、環境保護やゴミの削減に役立つ環境性能の高い断熱材です。
グラスウールの特長
グラスウールの特徴としては「断熱性」「吸音性」「防振性」「不燃性」などがあげられます。
「断熱性」は、細かいガラス繊維を複雑に絡み合わせることで繊維同士の間に空気を閉じ込めた空間をつくり、その空間を無数に形成することで熱の移動をしにくくして優れた断熱性能を発揮しています。
またグラスウールはガラスを主原料としているため、燃えにくくて高温に強いという特徴があり、煙や有毒ガスがほとんど発生しないので二次災害を防ぐ効果が期待できます。
ウィングでのグラスウール
ウィングホームで使用しているグラスウールの断熱材は高い断熱等級に対応できる断熱性と高い防湿・気密性能があり、かつシックハウス症候群などの原因にもなるホルムアルデヒドを一切含まない原材料を使用して製造している、健康に配慮したグラスウール断熱材を使用しています。