トピックス項目
■照明の基礎を学ぶ
先日、Panasonic 静岡ショールームさんにて
【照明基礎研修】を開いていただきました!
新人LCふたりで参加し、照明の基礎やシーンに合った照明の選び方などを教えていただきました。
その中でも今回は、ダウンライトとシーンに合わせた雰囲気作りについて、簡単に書いていきたいと思います(^^*
■ダウンライト『拡散』と『集光』
LEDのダウンライトは、『拡散ライト』と『集光ライト』の2種類に分けることができます。
光の広がり具合が違うだけで、雰囲気が大きく変わってきます。
【拡散ライト】
・お部屋を全体的に明るくしたいときなどに活躍します。
光を広範囲に拡散させるので、優しい雰囲気が出ますね*
玄関やリビングなどに適しています。
【集光ライト】
・明暗の差をつけて、メリハリを演出したい時などに活躍します。
ピンポイントで場所を明るくするので、シックでカッコイイ雰囲気が出ますね✧
高級レストランやブランドショップのイメージがありますね。
同じものでも、光の広がり方一つで雰囲気や物の見え方がこんなにも変わってきます!
インテリアのスタイルに合わせた照明計画をすれば、より魅力的な空間をつくることができます✧
■照明と雰囲気
もちろん、お部屋の雰囲気をつくるのに必要な要素は”光の広がり方”だけではありません!
『あかりの6要素』
・明るさ(照度)・光色(色温度)・明暗コントラスト・光の数・光の広がり・光の高さ
これらは、空間の印象を決める大切な要素になります。
では実際に、Panasonicさんが提案するインテリアに合わせた照明計画を見ていきましょう✧
☐ 【vintage】
・インテリアの良さを活かした、ラフな雰囲気のスタイル・
明るさ・光の広がりを抑え局所的に照らし、照明の数も少なくすることで落ち着いた雰囲気を演出できますね✧
さらに、光の高さを低くし さりげなくあかりを隠すことでアッパーな光をこぼし、インテリアの良さを引き出します。
スポットライトなど、黒の器具であえて目立たせ、無骨さを演出するのもこのスタイルの良さですね✧
☐【Stylish Modern】
・シンプルで都会的なくらしを象徴する、シャープなスタイル・
照明の数を抑え、シャープな光(集光)とやわらかい光(拡散)を使い分けることでメリハリのある雰囲気を演出できますね!
さらに、ダウンライトなどの天井に取り付ける照明を最小限に抑え、建築家照明で明かりを確保することで、質感のある天井を活かしています。
「点・線・面」の要素を取り入れたシンプルな照明で、洗礼された空間を演出できるのもこのスタイルの良さです!
☐【Natural】
・素材を活かした優しい雰囲気で、カフェのような自然観あふれるスタイル・
明るさ・光の広がりを意識し、明暗コントラストを抑えることでやわらかく穏やかな雰囲気を演出できますね*
さらに、建築化照明やブラケットライトで間接光を広げ自然素材を引き立てることで、開放感を与え空間をより“ナチュラル”に仕上げます。
天然素材のものや、光をやわらかく通し視覚的に柔らかいフォルムの照明で、馴染みやすく優しさを演出できるのもこのスタイルの良さです*
■自分たちに合った空間の中で過ごす。。。*
いかがでしたでしょうか? 皆さんの好みのスタイルはありましたか?^^*
お家やお部屋の雰囲気はインテリアだけでも演出できますが、
そのインテリアを活かし、より雰囲気をつくってくれる照明は私たちが自分らしく暮す為に欠かせないものと言っていいと思います✧
ちなみに、私は“vintage”のスタイルが好みですね*
どこかシックで落ち着いた雰囲気の中、コーヒーを飲んでゆっくり過ごしたいですねぇ。。。✧
皆さんも照明を選ぶときには、「この空間ではどんな雰囲気で過ごしたいか?」
逆に、「この照明に合うインテリアは何だろう?」と楽しく考えながら選べると、より自分達らしく暮らすことができそうですね*
そのためにも、私たちはこれからも皆さんのお家づくりのお役に立てるよう、精一杯サポートしていきます!!
これからもよろしくお願いしますね(^^*