最初に結論をお伝えすると・・・
令和2年7月~12月に建てさせて頂いたお住まいの平均性能値は・・・
UA値平均 0.50w/m2K
※自社最低クリア基準0.60w/m2K以下
これだけ見ても何のことやら・・・??? と感じられる方もいらっしゃると思いますので、補足の説明をしますね^^;
最近話題のUA値
UA値とは「外皮平均熱還流率」を意味する性能を表す数値です。優しく言うと、家の断熱性能を意味していて数値が小さいほど高性能ということになります。
静岡県(断熱地域区分6地域)においては、
HEAT20G2
基準UA値0.46w/m2K 以下
HEAT20G1
基準UA値0.56w/m2K 以下
ZEH(ゼロエネルギーハウス)
基準UA値0.60w/m2K 以下
H28省エネ基準
基準UA値0.87w/m2K 以下
という具合にUA値によって断熱性能のランクが変わります。
この基準に照らし合わせると。ウィングホームの標準仕様としては、
HEAT20G1.5(G2とG1のちょうど間くらいの性能)になります。
個人的には、高断熱高気密省エネルギー推進派の設計士さんや建築家さんがYouTubeでお話されているようにHEAT20G2ランクをお勧めしたいのですが、「住まいをパワースポットに!」「帰りたくなる家に!」という視点からすると、限られた予算をバランスよく家に投資する意味で、断熱性能に加え空気をキレイにする漆喰(しっくい)や無垢床、そして家族の命を地震や火災から守ること(許容応力度構造計算、省令準耐火構造)にも目を向けて頂くことをお勧めします!
とは言え、HEAT20G2ランクをクリアして建てたい方には、「+G2」という、選びやすい「ちょい足しオプション」を準備していますので、環境への貢献でのCO2排出量削減や住んでからのランニングコストをより抑えたい方は、資金計画の相談時に「G2基準対応でお願いします!」とお伝えいただければ大丈夫です^^!
次回は、断熱性能に並ぶ大切な性能値「C値」についてお伝えしますね!