住宅に広がるカビ汚染

ずっと前から「ダンプハウス」(カビに汚染された家)に警笛を鳴らしていたのですが、ようやく業界紙でも取り上げられるようになりました。

一般にはあまり知られていない話ですが、健康上とても大切なことなのでぜひ読んでください。

なぜ私が昔からカビの危険性を知っていたかというと、
①自分自身がシックハウスでカビや空気の汚れに敏感だったこと
②22年前の創業当時から高気密高断熱住宅を手掛けており、湿気対策の重要性を知っていたこと
③14年前にアメリカの外壁を扱うようになり「カビ問題が訴訟や中古価格に多大な影響を与えている」アメリカの住宅事情に詳しいことが理由です。

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家族の幸せを願って建てた家が家族の健康を損ねるようなことは決してあってはなりません

 

アレルギー、感染症、カビ中毒

カビが関係する病気、症状は数え切れぬほどあります。そして記事にあるように気管支炎、肺がん、肺がんなど、かなり危険な病気を発症することもあります。

「古いコンクリート製の社宅に住んでいたときは毎朝起き掛けにせき込んでいたのが、新築住宅に引っ越したらパタリと止まった」とウィングファミリーさんが言っていましたが、これもカビによる喘息ではないかと推測しています。

 

カビや結露と子供のアレルギー

カビや結露の問題がある家と子供のアレルギー疾患とははっきりとした相関関係があります。(上画像の左下グラフ)

しかも、ダニアレルギーや杉花粉症に比べて、カビアレルギーを治すのはものすごく難儀とのことです。

静岡県熱海市の60代の女性は入居から10年目にスエヒロタケによるアレルギー性気管支真菌症を発症しました。住宅会社が断熱材を入れ忘れて頻繁に結露が発生したのが原因だというのはあまりにお粗末です。

新築の家に断熱材を入れ忘れることはないにしても、断熱材に隙間があること(断熱欠損)はあり得ることで、この場合も結露してカビが発生するリスクは高くなります。

知っていましたか?今の家のカビリスクを

昔の家は隙間風だらけで、結露しても直ぐに乾燥したし、カビが発生しても隙間風のおかげで室内のカビ濃度が高まることはありませんでした。

しかし、高気密高断熱化が進んだ今の家は、もし断熱欠損があるとそこに結露して、一定期間乾かずにカビを発生させることがあります。例えばシングルガラスは断熱性が弱いので結露しますよね。これはある意味、窓が除湿器代わりになっていたともいえます。今はダブルになったため、窓には結露せずに、その分、行き場を失った水蒸気が壁の中などの断熱が弱いところに結露するのです。

目に見える場所がかびているのならまだ対策の打ちようがあるのですが、気づかないうちにカビが増殖しているとしたら…

 

有効なカビ対策とは

大和ハウスの実験で、天井、壁に杉板を貼りドアを開けっぱなしにした部屋と、そうでない部屋(ビニールクロス貼りでドアをしめ切っている部屋、つまりよくある子供部屋)とで比較したところ、かび指数に顕著な差がみられました。

家の仕上げ材を調湿効果の高いものにすることと、換気により結露を減らすことができるということです。

家の構造の面からも結露を減らせます。
それは、断熱欠損(断熱が弱いところ)を作らないことです。外断熱はとても有効な工法です。

生活の面からいうと、小まめな換気を心掛けてください。必要以上に水蒸気を出さないようにしてください。(ウィングファミリーさんには御引渡しのときに「住まい方ガイド」で細かくお伝えしています)

 

 

 

ウィングホームのこだわり

『本当に快適な家を追い求めたら“キレイな空気”にたどりつきました』

「私たちウィングホームは20年以上にわたって、掛川、菊川、御前崎、島田、藤枝、袋井市とその周辺の40分圏内で結露やカビ、空気の汚れによりアトピー、アレルギーに悩まされているご家族のために無添加素材(天井・壁は本漆喰、床は無垢材)とW外断熱(高気密・高断熱・高蓄熱)の相乗効果により「化学物質」と「壁内結露」を極力減らし『きれいな空気』のなかで自然の恵みを感じながら健康的に暮らせる家を提供しています。」

ウィングホームは、ホームページでも謳っているように20年以上「キレイな空気」を追い求めています。

ご家族の健康を守るため、家をパワースポットにするためには「キレイな空気」が不可欠です。

 

斎藤元志

投稿者: 斎藤元志 代表

ウィングホーム株式会社の創業者であり、現代表。自らを「断熱バカ」だと揶揄する一面も。 スタッフ紹介