ちょうど1ヶ月前に上棟したN様邸、現在は断熱の施工を中心に進めています。
その断熱材ですが、断熱性能と同時に気密性まで確保していることはご存じでしたか?
まずは屋根の断熱です。
施工方法としては構造材の間に入れていくようになります。
そして断熱材の規格サイズが決まっているのでどうしても継ぎ目(白いライン)が出来てしまいます。
その継ぎ目を何の処理もせず放置すると、夏の日差しで熱せられた屋根の熱い空気、冬は冷気が入り込んできます。
そうならない為に、白い気密性のあるテープを貼ってきちんと塞いでいきます!ここで気密性も確保しています。
次は壁の断熱です。
柱と間柱の間にグラスウールを充填していく形になります。
壁の場合は換気扇のダクトがあり、写真の様にきれいに処理しないと外気が入り込んでくる原因にもなります。
また、屋根と同様に断熱と断熱の継ぎ目ができるので白い気密テープで塞いでいきます。気密テープは本当に大活躍です!
ちなみに、ダクトの周りはシーリング材でも塞いで気密性を高めています。
こういった形で気密性が損なわれる可能性がある箇所は徹底的に処理しているので、結果的に断熱性も気密性も良いお家が完成しています。
N様邸はこだわりがとても詰まったお家なのでまた状況をお伝えさせて頂きたいと思います!